久しぶりの大手町。あいにくの雨模様ながら、日経ホールは大手町の駅と地下でつながっているので、あらためて傘を開く必要がない。クエストのようにフリードリンク&フードのサービスはないものの、売店は小さく営業中。6月末に訪ねたギャラリー80では手に入らなかった手作り絵本を買う。藤本義一さんの文章にイッセーさんが挿絵を描き、1冊ずつ手作りでアコーディオン状に製本されている。まさに手作りならではのあたたかさ。
6時開場、7時開演。キャンセル待ちのチケットだからどんな席でも仕方がないと思っていたのに、Eの8というすごくいい席だったのでビックリ。キャンセルしてくれた人に感謝しなくちゃ。
スキットは全部で8つ。大手町の会社を退職後、会社の近くを訪れる男性から始まり、前半は 「働く男性」 シリーズ。そのうち2つは 「名作」 のラッシュアワーの地下鉄と駐車場のネタで、何度観ても面白い。後半は私の好きなネタがたくさん。まずは悪ぶってるけど純粋な地方のジモティー高校生、続いて家族旅行で奮闘するお父さん。そのあとが今回唯一の女性ネタで、大好きなひとみちゃん。この場所でひとみちゃんに会えるとは思っていなかったから嬉しかったぁ。そしたら最後にもっと大きなサプライズが待っていた。まさかのアトムおじさん登場! いやぁ、大手町でアトムおじさん。すごい。
たっぷり2時間以上の熱演後、サイン会もいつもどおりで、手作り絵本にサインを頂き、スタッフの方にツーショットも撮って頂き、イッセーさんとしっかり握手。むふふ。
夕食をとっていなかったので駅までの途中にあるプロントに寄り、パスタを注文。隣りのテーブルがやっぱりイッセーさんを観てきた人たちで、口々に感想を言い合っていたのでついつい耳ダンボ。どうやら4人中3人はイッセーさん初体験だったみたいで、「楽器も弾けるのね」 って、いやいや、弾けるどころかイッセーさんはウクレレだけじゃなくギターもバイオリンもチェロも弾けちゃうのよ〜、とか口をはさみたくてウズウズするのをじっとガマン。