おかしいなぁ。寝たのは朝５時すぎだったけど、９時のアラームで一度ちゃんと目が覚めたはずだったのに、ふと気がついたら11時になろうとするところ。それで結局、出かける前に済ませるはずだった洗濯やらなんやらを先送りせざる得なくなり、１時の約束に間に合うようにバタバタと身支度。
約束の相手はユーロを用意してもらった銀行の担当さん。旅行の写真をぜひ見せてほしいと言うので、それも営業トークの一環なんだろうと思いながらもデジタルイメージフレームを持参。彼女の目的は投信のセールスだったらしいのだけれど、まったく興味がないので適当にかわして、写真をひととおり見せた後こちらから質問。そのために来たんだもん。彼女では分からなくて他の人にきいてもらい、ひとまず解決。でもなんやかんやでたっぷり１時間かかってしまった。もっと簡単に済むと思ったのに〜。
区民事務所までテクテク歩いて住民票を取得。世帯全員のと申請者のみのと２種類あって、単身世帯は内容が同じだから、どちらを選ぶべきなのか分からないまま今に至っているので初めてきいてみたところ、世帯全員の住民票では単身世帯であることが明らかになるとのこと。なるほど。
それから向かった先は司法書士事務所。伯母が亡くなった時に相続手続をお願いしたのはもう５年近く前になる。それ以来ご無沙汰で、ひどい方向音痴の私が果たして場所を覚えているかどうか果てしなく不安だったので、十分に余裕を持って出かけるつもりではあったものの、時間調整がうまくいかず、駅から10分ちょっとの道のりなのに40分以上も早く駅に着いてしまった。いくらなんでも早すぎるだろう、とあちこちで写真を撮ったりしながら、ルート表示のある地図を片手にゆっくり歩く。確か以前は小学校の前を通って行ったのだけれど、ルート表示は別方向のお寺の前を通る道を示しているので、そちらの方が近いのだろうとルート表示に従ったのが失敗だった。どこでどう間違えたのか、入り組んだ住宅地で完全に迷ってしまい、やっとのことでもとの大通りに戻って、以前のとおり小学校の前を通って目的地を発見。あぶないところだった！ 約束の４時まであと10分。ベルを鳴らすには早すぎるので、近くの公園でひと休み。ふぅ〜。
お願いする件がなかなか面倒なので、たっぷり２時間ぐらい打ち合わせにかかってしまった。でも結果的には、今回の取引が適正らしいことが確認できてひと安心。私が頼りないせいもあって、本来なら弁護士に依頼すべきことまでお願いせざるを得ない状況なのだけれど、快く引き受けて下さったのが本当にありがたい。法律事務所に勤めていたからって自分で法律的な判断ができるわけじゃないし、できたとしても、私の判断として先方に伝えたところで説得力がないからねぇ。
帰宅後、先方に電話で状況を説明。「司法書士じゃなくて弁護士みたいだねぇ」 と苦笑しながらも、こちらの希望は全面的に受け入れてくれた。やれやれ。
よく歩いたので、お風呂で足の裏をマッサージ。それから梨園が舞台のコミックス 「かぶく者」第５巻を読む。ますます面白くなってきたなぁ。今回はたまたま連獅子がメインのストーリーで、明日観に行く歌舞伎座も夜の部は高麗屋三代の連獅子が目玉。明日は昼の部だから、早寝しないと！
