８時すぎまで仕事をしてからお風呂に入ったから、寝たのは１０時すぎ。正午近くに生協の配達が来て目が覚めたものの、またしても居留守を使って再びＺＺＺ…。アラームは４時にセットしておいたんだけど、鳴る前に目が覚めた。
５時すぎに家を出て、向かった先は新宿。加藤健一事務所の 「詩人の恋」。昨日ほどではないけど雨降りで、ただでさえ待ち合わせの人で混雑する東口の出口が大変なことになってる。新宿に来ること自体が久しぶり。この人ごみが苦手なのよねぇ。
紀伊国屋ホールで芝居を観る前に、と書店売場でちょっと買い物をして、７時開演の１５分ぐらい前に４階のホールに降りたら、あれれ？ 真っ暗。うそ〜っ！ とオロオロしながら辺りを見回すと、今日まさに観るはずの芝居のチラシが貼ってあり、その下に 「紀伊国屋サザンシアター」 と…。ん？ 紀伊国屋ホールじゃなくてサザンシアターなの？ サザンシアターってどこよ〜っ！ という困った客のためにちゃんと地図が用意されていた。まったく別の建物じゃん！ もう時間ないのに〜！
地図が読めない私でも、目印となる高島屋タイムズスクエアはすぐ見つかった。サザンシアターはその隣のはず、とぐるりと回ったけど見当たらない。仕方がないので近くのお店の人にきいたら、確か高島屋の中に連絡通路があるはずだって。急いで高島屋に飛び込んだものの、連絡通路の場所が分からない。もう迷っている余裕はないから今度は高島屋のテナントさんにきいてみると、「あいにく反対側なんですよ」 と申し訳なさそうに仰る。いや〜ん！ 人をかきわけかきわけ反対側に走り、エレベーターがちっとも来なくてエスカレーターで小走りに７階まで。さらに長い連絡通路を走る。心臓バクバク。もう限界。幸い７時ピッタリにはスタートしなかったようで間に合ったものの、席についても額から汗がにじんで息はぜいぜい。自業自得とはいえ、ただでさえ疲れてるのに過酷だわ〜。
そもそもこの芝居は、初演時にチケットを取ってあったのに当日コロッと忘れて無駄にしてしまい、本多劇場での再演時には仕事で徹夜したまま一睡もせずに行ったので完全に寝てしまい、今日が三度目の正直。その三度目もこんなアクシデント続きで、よっぽど縁がないか相性が悪いのか…。それでもあきらめずに疲れた身体に鞭打ち観に来た甲斐は十人分にあった！ やっぱり観るべき芝居だからこそあきらめられなかったんだろうなぁ。加藤さんの芝居をもう２０年以上ずっと観続けてきて、「審判」 に次ぐ重要な作品だと思う。いやぁ、観てよかった！
その帰り道、西日暮里で電車が来るまで１０分以上もあったから、ベンチに１つだけあった空席に座ったはずが、ふと気がついたらホームはがら〜ん。ベンチに座っているのは私だけ。座った途端に寝入ったしまったらしく、待っていたはずの電車はとうに出た後。が〜ん。ホームのベンチで寝過ごしたなんて初めて！
それでもまだ休めない。明日は油絵の教室だから、ケーキを焼かねば。でも時間の余裕がないので、一度やってみたかった炊飯器で焼くホットケーキミックスのヨーグルトケーキ。ふわふわのほわんほわんに焼けるはずなのに、やけに硬いような…？？？
そのあとまた朝８時近くまで仕事をする。ここまで来ると我ながらタフだなぁと思うけど、欲張って芝居の予定を入れすぎちゃったんだから仕方がない。あともうちょっと！
