まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

一面

maru992006-05-30

8時の目覚ましで8時半起床。9時ジャストに東京ガスの人が来た。ある型のガス栓に問題点のあることが分かり、すべての型のガス栓を全戸点検することになったという。ガス台の下の扉を開けてガス栓の開閉と漏れのないことを確認する、それだけの作業のために、各戸の都合のいい時間に合わせていくつかのマンションを行ったり来たり。大変ですねぇ。「いえいえ、お客様は神様ですから」 と、久々に耳にするフレーズ。ほんの数分の間に、すっごくよく喋るオジサンだった。


さて、PCの前に落ち着いてしまう前に、外での用事を済ませてしまおう。郵便局で伯母の家の固定資産税の振込。自宅の分は PayEasy でネットから納付できるのに、埼玉のはまだ対応していない。国税地方税の違い? よく分からな〜い。


まずは書評だ。書いては消し書いては消しの繰り返しでなかなか進まない。ちょうどいい字数におさめるのが難しいんだよね。たった1行足りなかったり、その分をうめようと書き直したらほんの数文字だけ多すぎちゃったり。それでもどうにか3時半すぎに3冊分すべて書き終わった。これでとりあえず締め切りに遅れる心配はなくなったわ〜。ワンクッション置いて、推敲するのは明日にしよう。


はぁぁぁぁぁ〜、とベッドに横になって思い切り身体を伸ばしてみる。懸案の書評が終わって、気持ちの上では一段落したものの、急ぎの割込みで保留にせざるを得なかった仕事が残っている。保留にしている間にもとの原稿に修正が入ってしまい、しかもどこをどう修正したのか表示がないから、頭から見比べなくてはならない。う〜ん、憂鬱。でも仕方がない。えいやっ、と気合を入れて起き、再びPCの前へ。


天気予報が当たって激しい夕立。ピシッ! ドンガラガラガッシャーン! と雷鳴がとどろき、今月の歌舞伎座での天から落ちてくる雷の子供の踊りを思い出す。雷さまといえば縞のパンツにクルクルヘア。この自然現象からあんなキャラクターを生み出す感性って、すごいなぁ。


雨が上がったところで、マンション管理の仕事をひとつ。玄関のものらしき鍵の落し物が届いていて、自転車の鍵とかなら掲示板に吊り下げて置けばいいのだろうけれど、玄関となるとそうはいかない。管理人さんは限られた時間しかいないから、と私のところに届いた。理事長って、名前は立派だけど結局は雑用係なのよね。インターホンで1件ずつ心当たりはないか尋ねる。とりあえず落ちていた階の各戸にきいて見つからなければ掲示板に、鍵はつけずに預かっていることだけ貼り出すつもりで用意して行ったところ、幸い2件目でビンゴ。届けに行って1件落着。かわいらしいミッキーマウスのキーホルダーがついていたから落とし主はてっきり女性だと思っていたのに、意外にも高校生の息子さんだった。先日の理事会の内容をまとめた書類を私の分はもう作ったのに、管理会社から届くはずの原稿がまだで、何度も電話やメールで催促しているのに、担当者がいっこうにつかまらない。できないならできないで連絡してくれればいいのに。ナシのツブテは一番困る。やんなっちゃうなぁ。


仕事再開。1時すぎにとりあえずキリのいいところまでたどり着いたので、今日は終了。お風呂に 「ダヴィンチ・コード」 の下巻を持ち込む。お風呂の中で初めて読み始めて、大詰だけに止まらなくなり、一気に読み終えそうな勢いだったけど、いいかげん汗をかいたらさすがに限界。残りの4分の1はベッドの中で読了。面白かったぁ。下巻になったら映画とは異なる部分がだいぶ出てきて、一部で映画に対する批判が出ているというのもある程度納得できる気がした。特に登場人物の何人かについては立場や設定まで変えてしまっている。でもそこまでの変更を加えるからには当然、原作者の同意を得ているだろうし、変更の理由も、決して余計な入れ事ではなく、ある程度の長さにおさめるためのやむを得ない省略と、主役に焦点を当てるための工夫の結果と評価できる。省略された部分は確かにもったいないというか、原作の巧みさにはあらためて感心せざるを得ないけれど、やはり小説と映画とは違うというか、映画の方は、それまでのスピーディーな展開を重視して一気に幕引きまで持ち込むことを優先したのだろう。また寝るのが4時近くになっちゃったけど、満足満足!