まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

イルカの「トンガラシ」という歌、好きだったなぁ

maru992005-07-31

あぁ、困った。7月がいってしまう。その最後の日曜日だっていうのに、朝から歯が痛い。自業自得もいいところでいつか痛くなるのは分かっていたのだけれど…。実はもう何ヶ月も前に詰め物がとれて、その前にも何度もとれてはつけてもらったものなので、もうこの詰め物自体が合わないんだろうなぁ、と思いながら外出中だったのでバッグにしまったはずが、それきりどこへいったかなくしてしまって、そうなると歯科にも行きにくく、幸い痛みもないのでほったらかしにして、もうあれから何か月経っただろう。よりによって休診日に痛くなるのはバツか? 全般的に痛みに鈍い私にしてはめずらしくガマンしがたい痛みなので、年に何度も開けない薬箱にかろうじてあった鎮痛剤を使う。


午前中はグダグダと遊んでしまい、午後からようやく仕事開始。「わずか2枚だから」 ときいていたのに、いざ書類を開いてみると5枚…。まぁ、よくある話だ。この程度なら許容範囲。今あちこちで流出している個人情報の保護に関する案件なんだけど、初耳の規定、初耳の制度。最近こんなふうに自発的にはなかなか学習し得ない新しい分野の仕事が多くて勉強になる。


英訳が終わった時にはすでに夕方。日曜のこの時間は15mプールをダイビングのレッスンに使っているのでいつもならパスしてしまうところなんだけど、今日は肩こりがひどいこともあって25mプールでもいいから泳ぎたかった。ほどほどに混んでいる中、ゆっくりと肩を回すように意識しながらクロールで泳ぎ続ける。30分ほど泳いだところで6時までのダイビングのレッスンが終了し、幸いその後の有料コースを受ける人がいなくて15mプールが開放された。すぐに移動して、貸しきり状態。やっぱりこっちのプールの方が格段に泳ぎやすい。はぁぁ。気持ちいい〜。


日曜日は7時閉館。閉館30分前はシャワールームが混雑するので早めに上がる。シャワーを浴びたばかりの髪に夜風が心地よい。新しいサンダルを物色していて、ハタと気がついた。お財布をスポーツクラブの貴重品ボックスに入れたままだ! ロッカーキーの盗難があって以来、セキュリティ強化の措置がとられていないので、とりあえずお財布だけは入れるようにしている。いつかやるとは思っていたけれど、何も明日が休館日という日に、しかも7時閉館の日に! すでに7時12分。あやややや。急いでクラブに戻る。せっかくシャワーを浴びたばかりなのに途端に汗だく。ぜいぜい。着いた時には20分近くになっていたけれど、幸いまだスタッフが片付けをしていてギリギリセーフ。忘れて帰るのは私だけじゃなく、週に何人もいるらしいけど、セキュリティを強化してくれればロッカーに入れておけるのにぃ。


店に戻って目当てのサンダルをゲットしたあと、やれやれとプロントでひと息。お財布の顛末を話すと、そのバイト君はスポーツクラブのロッカーに入れたはずの時計がなくなっていたことがあるという。あちこちで盗難事件は起きているのだねぇ。


また汗をかいてしまったのでお風呂で引き続き日向子さんの江戸モノを読み、お風呂上りにはいよいよ、岡野さんの 「陰陽師」 第12巻を読む。母になってもまったく変わらない真葛に対し、意外なほどに子煩悩な晴明。博雅も相変わらずいい味を出している。岡野さんならではのお茶目な遊び心も満載で、満足満足。堪能した。日向子さんは 「風流江戸雀」 のあとがきに、「私の行動の八割は、寛容で忍耐強い編集さんと友人たちと紙の向こうの方のお力によって運営されています。あとの一割九分が江戸からのナニモノかによる遠隔操作で、残り一分が自分自身の生きようとする本能です」 と書いている。岡野さんも以前、対談か何かで、自分で描いているというよりは描かされているような気がする、と話していた。そのように 「選ばれた」 才能によって具現化された稀有なものを手にできる幸せを思う。


あぁ、まだ歯が痛い…