まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

キウイ寒天アロエヨーグルト添え

maru992005-10-02

仕事のメールも来ないしプライベートの予定もない安閑とした日曜日。


夕べはこの日記を書いてから長風呂した後、岡野玲子さんの 「陰陽師」13巻をじっくり読んだ。待ちかねていた最終巻ではあったけれど、とうとう終わってしまったかぁ、という残念な気持ちの方が強い。漫画とひとくちにいってもそれこそピンキリだけれど、一部の作品については、「漫画」 というのは単に表現方法のひとつにすぎず、「漫画=コミックス」 という範疇にはとてもおさまりきれない別のジャンルであると思う。映画のように制作費や膨大な尽力を労せずとも、どのような時空間でもペンひとつで自由に行き来することができる。それ自体は小説でも実現できることだが、漫画はビジュアルな分、作者はストーリーの進行のみならず、背景から王道具・小道具、衣裳からメイクまですべてを兼ねることになる。小説が読者の想像力に委ねるところをすべてペンで描き出す結果、画力に乏しい作品は、ストーリーがどんなに素晴らしくても魅力が半減することになるが、画力・ストーリーともに優れた作品がもたらす相乗効果はどれほど大きな満足を与えてくれることか。「陰陽師」の場合、本筋とはまったく無関係の遊びの要素も大きな魅力になっていた。いわゆるネーム (登場人物の台詞) とは別に様々な入れごとを縦横無断に使えるところは、小説にも映画にもない漫画ならではの特質だろう。小学生の頃からずっと漫画を読み続けてきて、この作品はある意味 「事件」 であると思う。その理由はきっと読んだ人ならすぐに分かるし、読んでいない人に説明するのはとても難しい。読み終えたあと、しばらく呆けたようになり、それでいて頭の中で何かがグルングルンと高速で回転しているような状態が長く続いて、それが静まるまで寝付けなかった。明るくなってからようやく寝たので、目が覚めたのは10時すぎ。


ミーハー芝居帖はライブドアのブログを使っていて、リニューアル後やけに使いにくくなっていたところ、ヤフーもブログのサービスを始めたと知り、HPもヤフーのジオシティーズで作っているのだから、コンテンツのひとつである芝居帖もヤフーで作れるならその方が便利だろうと思い、早速試してみたところ、まず開設の手続をしないとどんなブログを作れるのか分からないようになっているので、とりあえず開設。あれこれ設定をしたあとで、芝居帖の過去の内容を移行しようとしたのだけれど、過去の日時では投稿できないことが判明。なんだぁ。ライブドアの方ではできるんだけどなぁ。デザインのバリエーションも少ないし。これじゃあダメだぁ。迷わず消去。ちぇっ。


夕べお風呂の中で見ていたレシピ本にのってた 「キウイ寒天」 を作ってみる。キウイをピューレ状にして寒天液に加えるだけなんだけど、まず色がキレイ。味はキウイそのままでさわやかだし、なによりヘルシー。これはヒットだわ〜。ぜひお試しあれ!


何日か前に受け取ったのにすっかり忘れていた国勢調査の用紙にようやく記入して提出に行ったら、調査員のオジサンは庭仕事の真っ最中。「こんな格好ですみません」 いえいえ、こちらこそ日曜日に申し訳ない。調査員というのもボランティアなのね。そりゃそうだよね、何年かに1回あるだけなんだから。私も仕事の手が空いた時の過ごし方をなんとか考えようと思いながら、結局まだ何も始められずにいる。


久々に泳ぎに行く。日曜日は2時をすぎると15mプールがダイビングのレッスン用になってしまうので、苦手な25mプールしか使えないと分かっていても、今日はなんだかとっても泳ぎたかった。右側の首から背中にかけての痛みはまだ完全にはとれていなくて、くれぐれも冷やさないようにと言われているので、泳ぐ前にジャグジーで身体を温める。クロールで腕を回すのがどうかな、とちょっと心配だったけど、水の中ではほとんど痛みを感じなかった。幸い空いていたので、ビュンビュン飛ばす人に追いまくられることもなく、マイペースで40分。9月はとうとう1〜2回しか行けなかったから、今月は頑張ってたくさん通うぞっ!


アルパのレッスン曲がせっかく 「いとしのエリー」 なのに、まだうまく弾けない。メロディとメロディがスムーズにつながらないのよね。それになにより、弾きながら常に頭の中で桑田さんの声がシンクロしちゃう。そういえば 「レットイットビー」 もそうだったなぁ。なぜか 「いっそセレナーデ」 はそんなことなかったけど。


さ〜て、来週はどんなかな。あんまり忙しくなりませんように…。