まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

描き初め

maru992005-01-08

朝起きて、まずは夕べ焼いた梅酒のカステラをチェック。カステラがすっかり梅酒を吸収したのを確認して、型からはずす。ん? とれない。まな板の上で逆さにして上から落としても、まだとれない。なんでよ〜。えいやっ! さらに高いところから落としてやっとはずれた。でも型の底に生地がべったり残ってしまった。しかも梅酒がしみこんでいるのはカステラの高さの半分ぐらいまで。梅酒が少なかったか? レシピどおりの分量なんだけどなぁ。ちょっとガックリ。とりあえず熱々のコーヒーを入れて、その間にカステラを3×4に切り分けて、端っこがちょっとくずれた1つを試食してみる。ふむふむ。ごくシンプルなカステラに梅酒がしみてるだけなんだけど、生地がなかなかしっとりしていて、梅酒の香りも強すぎず弱すぎず、思ったよりいいみたい。梅の実は包丁で叩くようにこまかくこまかく刻んで入れたから、ふんわりした食感を邪魔していない。これは一応、及第点だな。でもお味噌のパイの方はやっぱりビミョーだから却下。

今日の油絵は自習日だから I さんのお店で、Wさんと3人の予定だったのだけれど、Wさんはすっかり忘れてしまったようで欠席。いつもはお店の裏のリビングで描くところ、I さんの息子さんがオランダ旅行中なので、いつお客さんがきても対応できるようにお店の片隅で描き始める。3枚目の左團次さんの絵は面白いように進み、健佐さんの絵よりひと回り大きいF8なのに、数時間でひととおり絵の具をのせ終わり、ある程度の陰影もついて、全体の感じがつかめるところまでできた。1日でこんなに進んだのは初めてじゃないかなぁ。ただ、愛しい愛しい左團次さんを描いているというのに、途中で顔が富十郎に似てきて焦っちゃった。輪郭と目の形が丸くなりすぎてたみたい。必死で直して、なんとか無事に天王寺屋を脱却。愛する左團次さんに戻ってホッ。

ティータイムには、カステラの他に、I さんが用意してくれた黄味しぐれに花びら餅と思いがけず和風にそろい、見た目も華やかだし美味しかった〜。

さらに描き続けていると、夕方、常連さんのひとりがいらした。アルパの合同発表会にも来てくれていたし、私もすっかり顔なじみ。この方がとっても話し好きで、話題が豊富で話していてもとっても楽しい方なんだけど、私の油絵が一段落して、片付けを終えても話は止まらず、私もカウンターで彼と並んで、I さんは厨房の中。7時8時9時。いっこうに話は止まらない。そのうちおなかが空いてきちゃって、でも食事に出られそうにはなく、彼はおなかがいっぱいだというので、I さんと2人だけI さん特製のピラフで夕食を済ませ、その間も2人の間で彼の話は続き、食べ終わってもなおも止まらず、10時をすぎ、とうとう11時。「午前様になっちゃうから」 と私が立ち上がったのを機に、ようやくお開き。実際、西日暮里で千代田線を待っている間に日付が変わり、本当に午前様になってしまった。思わぬ展開。でも一方的に喋る人じゃなく、普段しない話ができて面白かった。

家に帰ると、絵の先生に出した年賀状が戻ってきていた。今年はこれで2枚目。まったくドジなんだから、やんなっちゃう。いまさら出せないし〜。

帰り道にすっかり冷えてしまったので、長風呂のおともに、午前中に生協から届いたお風呂用のケープを使ってみた。「サウナ効果で集中発汗!」 と書かれている効果のほどはともかく、確かに肩が冷えない。今夜のように遅い時間に帰ってからお風呂に入る時って、シャワーで翌室内を温めたくても階下に迷惑かけそうで我慢しちゃうから、どうしても肩が冷えるんだよね。これはいいわ〜。1980円はお買い得♪