まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-09-06

夕べはなぜか寝付けなくて明るくなるまでベッドでウダウダしていたので、再び目が覚めたのは11時すぎだった。まだしばらくウダウダしていたかったけど、そうもしていられないので、えいやっと気合いを入れて起きる。

今日のブランチは、神楽坂 「五十番」 の巨大な五目まん。ボリュームたっぷり、というかたっぷりすぎ〜。でも中身がギッシリでとっても美味しかった。うずらの卵や海老や銀杏まで入ってる。皮もモチモチ。マルイ北千住店の週代わりの出店で買ったんだけど、また買っちゃいそうだな〜。

お気に入りの下駄サンダルばかりはいていたら底のゴムがすれて半分はがれてしまったので、ミスターミニットで直してもらい、病院に着いたら、伯母の右足のかかとが床ずれで赤くなってしまったから、と生ゴムみたいなシートが貼られていた。人間の身体と履物を一緒にするわけじゃないけど、メンテナンスが大事なのは同じよね。

今日の伯母は低調で、ほとんど眼を開けることなくずっと寝ている。ふと眼を開いた時に話しかけると、声のする方へと視線は動くから聞こえてはいるはずなのに、まったく口をきかない。夕方から熱が上がって38度を超えたので、アイスノンをして、わきの下と足の付け根にも冷却材をはさまれ、喉の奥まで管を通してからんだ痰を吸引し、飲み込めなかった唾液や痰が口の中に残った状態で口を開けて呼吸をしているので乾燥してかさぶたのようにビッシリ張りついた白い膜をピンセットで剥ぎ取り…。されるがままになっている伯母。看護婦さんは何度も何度も伯母の耳元に 「ごめんね。ちょっとガマンしてね」 を繰り返す。ようやくすべての処置が終わり、痛かったのか涙目になっていたのをふいてもらい、「眼を開けてみて」 と言われても伯母は眉間にしわを寄せ、眼も口もかたくなに閉じてしまい、開けようとしない。「あ〜あ、痛いことたくさんしたから嫌われちゃった」 と看護婦さんが明るく言うと、伯母の表情がほころんだ。

その後まもなく、伯母は名前を呼ばれると返事をするものの、それ以外は反応しない状態になり、呼吸の際に頬をふくらませるようになった。私が泊まった1日の夜と同じ状態。鼻の管から送っている酸素の量を調節し、頭を低くして気道を広げ、しばらく様子をみているうちに、頬のプープーは止まり、元通りの呼吸に戻り、視線も反応するようになった。さらに1時間ほど様子をみて、安定したので帰ろうとして、「またくるね」 と声をかけると、かろうじて私の顔を見てはいるのだが、私だと認識できているのかどうかも分からない状態。名前だけじゃなく顔も忘れちゃったのかなぁ…。

1日おきにしようと思った途端に状態が悪くなるなんて、と担当の看護婦さんに言ったら、不思議によくあることなんだそうだ。家族が足しげく通ってくるときには状態が良くても、それで安心して足が遠のくと途端に悪くなる。そういう例がたくさんあるらしい。身体への心の影響力ってすごいんだなぁ。

…というわけで、明日も病院。ふぅ〜。