まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

絵の教室

先週、先生の体調不良で延期になった絵の教室。うちの教室の前に同じ場所で別の教室がある日なので、スタートがいつもより30分遅くなった。夕べ寝たのが5時過ぎだったから起きるのもゆっくりだったけれど、家を出るギリギリの時間まで和訳の作業を進め、冷蔵庫で冷やしておいたクラフティと4等分したスクエアケーキを持って大泉学園へ。真夏日の予想どおり、めっちゃ暑い!

皆さん、先週分のケーキがどうなったか心配してくださって、冷凍してあると言うと、それをそのまま持ってくればよかったのに、と。いやいや、味が落ちていると思うし、大丈夫かどうか心配しながらお出しするのも気が引けるから。

さて、新たにメンバーに加わった…はずのご住職は、カステラ持参で来ることは来たものの、今日もお休みしますと帰ってしまった。それでいて先生に画材をあれこれ注文したりしているのよね。描く気があるのかないのか、謎。

意休の刀や衣裳の裾に少しディテールを描き加えたあと、いよいよ左團次さんのお顔。白塗りといってもただの真っ白ではなく、鬘と髭のアイボリーに囲まれた白塗りのお顔はほんのり紅を感じさせる。ホワイトにクリムゾンレーキをほんの少し加えてその色を作り、おしろいのように塗った上に、レーキを効かせて紅隈を入れていく。ドキドキ。

まだ眉の先にちょっとだけ紅を入れただけのところでティータイム。先生がキレイに切り分けてくださったクラフティは、冷やした生地がもちもちで、チェリーの酸味がさわやかで、皆さまにも好評だったし、自分でも美味しいと思えた。スクエアケーキはお土産用で、私は試食していないから、そちらも美味しくできているといいんだけど。

絵を再開。緊張しながらひととおり紅隈を入れ終える。まだ下書き程度で、最終的にはもっと濃く、濃淡のニュアンスも出したい。でも今日は紅隈はここまで。

続いて、見得を切ってカッと見開いた瞳に黒を入れたとき、下書きに狂いがあって、左目の位置が少しずれてしまった。しばらく凹み、先生にSOSを出し、白で修正して頂いてから、再挑戦。今度は成功。うん、ちゃんと左團次さんだ! 嬉しい。

終了後には、I さんと2人でエノテカリオーネへ。定番のテリーヌやラタトゥイユに続いてアッチューゲというピザを食べ進めたところで、写真を撮るのを忘れていたことに気付き、かろうじてアッチューゲの写真だけ。

I さんから、英国王室御用達のヘアブラシと、それと同じぐらい高級なコームを頂いてしまった。私から I さんへの誕生日プレゼントは、商品の不具合ですっかり遅れてしまったのに、早めにいただいてしまい、申し訳ない。しかも、前回の教室のすぐあとに髪を切り、いつも以上に短くしてしまったので、モンチッチのような今の髪にはもったいないような高級品。ブラシもコームもボリュームアップの効果があるそうだから、アンチエイジングの意味でも嬉しいプレゼント。ありがたいわー。

23時近くに帰宅し、1時間ほど和訳を進め、続きは明日。