まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

リング短縮版

8時すぎに目が覚め、ヨガマットの上でいつもより念入りにストレッチ。テニスボールの上に横たわったり仰向けになったりして、グリグリとマッサージもしてみる。気持ちいい~。

今日もコンタクトレンズはなしで、まずはウィーン国立歌劇場の配信をば。今日は「子供のためのオペラ」シリーズで、ワーグナーの「ニーベルングの指輪」。合計15時間近い4部作をわずか1時間程度に凝縮。カラフルな「森の鳥」が語り部として登場し、子どもたちに話しかける、その台詞が字幕なしでまったく分からないんだけど、このシリーズとしては初めて客席の子どもたちが何度となくアップになり、皆とっても楽しそう。

大蛇のハフナーが冒頭では頭と尻尾だけを無理やりくっつけたようなカタツムリのお化けみたいなコミカルな着ぐるみとして登場し、ワルキューレの姉妹たちと闘いになり、ブリュンヒルデが魔剣ノートゥングを手に取り応戦しようとしてその剣を折ってしまう。その罰として父ヴォータンに燃え盛る岩の上で眠らされ、ジークフリートに助けられて結ばれるというハッピーエンドの物語になっていた。

ジークフリートには、オリジナルの「ジークフリート」でミーメを演じていたヘルヴィク・ペコラーロ、ヴォータンには、「カプリッチョ」での詩人オリヴィエ役が記憶に新しいアドリアン・エレート。どちらも普段は演じることがない役と言っていいんじゃないかしらん。ダニエラ・ファリーの「森の鳥」は表情豊かでとても可愛らしかった。イルディコー・ライモンディのブリュンヒルデヤヌス・モナルチャのハフナー他。森の鳥が眠るブリュンヒルデスマホで撮影しようとする場面があったりして、ラストは舞台上に大きく細長い額縁が置かれ、全員が横並びでフレームに収まり、写真撮影のようにフラッシュが光って幕。気が利いている。

観ながらチクチク。同じ型紙を使った前回とは少し変えて、周囲のテープの部分に土台の糸を張る際、テープとテープのつなぎ目にあたる部分に菱形を入れてみた。

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そんな今日は憲法記念日。緊急事態条項とやらを組み込むために憲法改正を、とか言ってるみたいだけど、今はそんなことを議論している場合じゃないでしょ。もっと緊急にやるべきことが山積みで、いつ終息するか、まったく先が見えない状態なのに。無事に終息してから、じっくり議論すべきなんじゃないかしらねぇ。