まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

影のない女

絵の教室の終了後、中華料理のお店で楽しい夕食。帰りの山手線で座ったら居眠りをしてしまい、ハッと気がついたら日暮里。ん? 西日暮里を乗り過ごした? 慌てて降りて、ちょうど前のホームに電車が来たから乗ったら、反対方向の電車じゃなくて、同じ方向の京浜東北線。さらにひと駅、西日暮里から離れてしまった。やぁねぇ。

そんなわけでタイムロスをしてしまい、帰宅したのは22時半すぎ。ひと息ついて、24時から OTTAVA.TV で配信がスタートしたウィーン国立歌劇場のオペラ「影のない女」をリアルタイムで視聴。

とある国の皇帝が狩りに出て、捕らえたガゼルが女性の姿に変わり、皇后となる。彼女は霊界の王の娘で、影がなく、1年以内に影を得ないと皇帝が石にされてしまうため、乳母の提案で、染物屋バラクの妻から影を買おうとし … と不思議な展開の物語。最初のうちは、歌詞だけで状況が説明されていくので理解が追いつかず、ネットであらすじを調べたりしながらだったんだけど、そのうちどんどん惹き込まれていった。なんといってもリヒャルト・シュトラウスの音楽が素晴らしい。

クリスティアンティーレマンの指揮、ヴァンサン・ユゲの演出で、ステファン・グールドの皇帝、カミッラ・ニールンドの皇后、エヴェリン・ハーリッチアスの乳母、ウォルフガング・コックのバラクにニーナ・シュテンメのその妻という配役。

オープニング前の映像と休憩時間も含めると5時間を超える長丁場なんだけど、最後まで一気に観てしまった。

観ながらニャンドゥティをチクチク。丸いモチーフの最後の7つめで、それまでの6つと同じように二色の花びらを作ろうとしたんだけど、なぜか本数が合わず、花びらの位置が少しずれてしまう。縦糸の本数が間違っているわけではなく、なぜずれるのか謎。80本の糸を10本ずつ8弁にしていて、その位置がずれるより、ひとつの花びらの本数を変えるほうが目立たない気がして、8本と12本に変えて調整。

思わぬトラブルがあったものの、ひとまず7つのモチーフが完成 ♬

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