今日もゆっくりめに起きて、まずはウィーン国立歌劇場のオペラ「カプリッチョ」。リヒャルト・シュトラウスの最後の作品で、未亡人となった伯爵夫人マドレーヌと彼女に恋する音楽家フラマンと詩人オリヴィエ、マドレーヌの兄と女優クレロン、劇場支配人のラ・ロッシュらが集うサロンが舞台で、登場人物たちの物語は一応あるものの、それ以上に芸術談義のような会話の応酬が興味深い。それだけに、字幕表示がいつも以上にありがたい。彼らがサロンをあとにしたあと、召使いたちが独自の主張をコミカルに繰り広げたり、プロンプターのトープが自分はいつも居眠りをしてしまい、歌手が困って歌が止まると観客が目を覚ます、と皮肉ってみたり(トープとはモグラを意味するそうで、プロンプターが舞台にもぐっている様子を表しているのも面白い)と、見どころがいっぱい。詩人オリヴィエを演じるアドリアン・エレートの穏やかな笑顔に見覚えがあり、調べてみたら「こうもり」のアイゼンシュタインだった。そうそう。METの版ではルネ・フレミングだったマドレーヌには、「影のない女」の皇后役が記憶に新しいカミラ・ニールンド、他にミヒャエル・シャーデのフラマン、ヴォルフガング・バンクルのラ・ロッシュなど。
今の絵はサムホールという小さなサイズなので、ダイソーの小さなイーゼルで用が足りているのだけれど、乾くまで待たないと進められないことがあるので、もう1枚並行して進められるといいんだけど、と未使用のキャンバスを探したところ、あったのはF6サイズのが1枚だけ。小さなイーゼルでは不安定なので、何か代わりになるものはないかと思案し、ふと思いついたのが織り機の枠。組み立て式で部品をそろえれば織り機として使えるんだけど、今は枠だけで整経専用にしている。これにキャンバスを立てかければ、縦置きでも横置きでも問題なく使えそう。我ながらいい思いつき!


このキャンバスに何を描こうかと自分で撮った写真のファイルを遡っていくうち、目に止まったのが白いハナミズキの写真。でも真ん中の一番キレイに咲いている花の上に枝がかかって邪魔をしているので、Windows アクセサリのペイントソフトで、ちまちまとその枝を消してみた。枝の向こうが空の部分にはスポイトで空の色をとって塗り重ね、花の部分には花の色で。これが思いのほかうまくいったので、これで下描きしてみようかな。
… と日々、オペラ三昧に加えて手芸やら油絵やらと忙しく過ごしていいるうち、図書館で借りてきた2冊の本のことを忘れていた。1冊は読み終え、もう1冊は手つかず。でも返却期限は24日だからまだ間に合うはず、と思いながら念のため確認したら、あれ? 22日? 2日も早いの? 明後日じゃん! いやーん。
というわけで、早速読み始める。もっと早く確認するんだったわー。