迷った末に、やっぱりMETライブビューイングの「皆殺しの天使」をもう一度観に行こうと決め、ネットで東劇に予約を入れる。今日の体調次第、と夕べの時点では予約を見送っていた。たっぷり寝たから、今度こそ大丈夫なはず。
早めに家を出て、コメダで「この世の春」の続きを読み、時間を見計らって北千住に移動し、スタバのサラダラップで軽く腹ごしらえ。まだちょっと時間の余裕があったので読書の続きをしていたら、肌の赤みが出ている部分がかゆくなってきた。皮膚科でもらった薬はギラギラにテカってしまうので、出かける前に塗ったあとフェイスパウダーで抑えても、外出先では重ね塗りすることができない。で、スマフォで調べてみたら、キュアレアという市販の薬がいいらしいと。皮膚科の薬と併用することへの不安もあったけど、ムズムズかゆいままではライブビューイングに集中できないおそれがあるから、スタバの向かいにあるマツキヨでその薬を買い、化粧室で試してみたら、白いクリーム状で、すり込むときれいになじんで目立たない。これはよさそう。
さて、リベンジの「皆殺しの天使」。初回の一昨日は、眠いと感じることもなく、自分では寝たつもりがないのになんだか前後がつながらない、という無意識のうちに寝落ちしている状態だったらしく、始まってまだ間もないうちから、あれ? こんなシーンあったっけ? ととっても新鮮。一昨日はこんなに早くから寝落ちしていたのか…と自分でビックリ。でもすぐに覚えのある場面に戻るので、長くずっと寝ていたわけではなく、ごく短時間に意識がフッと飛んではもとに戻るというのを繰り返していたらしい。
2回目のせいか、常に不安を掻き立てる音楽や常にハイトーンのソプラノもすでにインプットされているので抵抗なく受け入れることができ、むしろ面白くなってきて、特にオンド・マルトノのユニークな音色が心地よくなってくる。休憩に入る前にそのオンド・マルトノの奏者にもインタビューしていて、1回目はその部分がまるまる記憶になく、こんなに面白いインタビューを聴き逃していたなんて! と自分を叱りたくなった。
最初から最後までお目々パッチリで観ることができ、リベンジして本当に良かった。そうなるとオリジナルの映画も観たくなり、イメージフォーラムでの期間限定での上映には都合が合わず、ツタヤでのレンタルもないようなので、帰宅後にアマゾンでDVDをポチッとしてしまった。到着が楽しみ。
帰りに再び北千住のスタバに寄り、読書の続き。もうすぐ大詰め!
あ、皆既月食をすっかり忘れ、空を見上げることもしなかった。残念〜。