まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-06-14

夕方に「観る」イベントがあるから、としっかり寝てゆっくりめに起きて、ひと息ついてすぐに夕べの続きの英訳をスタート。ああ、もう出かけなくちゃ、でもあとちょっとで本文が終わる、とジリジリしながら本文の英訳をどうにか終わらせ、バタバタと身支度をして家を出る。

モスバーガーで腹ごしらえを済ませ、渋谷のシアターコクーンへ。海老蔵の自主公演「石川五右衛門外伝」。18時開演で、開場はその30分前だから、と余裕をもって17時20分すぎに着いたんだけど、開場待ちの人の姿はなく、がら〜んとしている。あれ? あれれ? おそるおそる中に入ると、スタッフが駆け寄ってきた。なんと17時開演。1時間間違えていた。が〜ん!

客席の最後方でしばらく待たされ、タイミングを見計らって案内してもらった席は、劇中に頻繁に役者が行き来する中央の通路のうしろ2列めのほぼど真ん中。こんなに良い席なのに勘違いで遅刻してしまうなんて。見逃したのは最初の20分ちょっとだけなんだけど、全体が2時間しかない短い公演だったから、当然だけどあっという間に終わってしまった。とはいえ、五右衛門一家の構成はドラマと同じで山田純大さんや前野朋哉さんも出ていたし、ドラマでは秀吉との対立だったのが今回は柳生一族が相手なのね、とすぐに分かって、スムーズに物語に入っていくことができ、柳生十兵衛役の中山優馬くんと海老蔵の五右衛門とが至近距離の通路で睨み合ったり、いわゆるトンボのアクションにジャグリングが加わったようなアクロバットな演出があったり、津軽三味線や和太鼓の響きをたっぷり聴かせてくれたりと大サービスで、最後には大迫力の龍のねぶたが登場し、その迫力に負けない「絶景かな、絶景かな」の決め台詞。十分に楽しませてもらった。

この公演、勸玄くんや麗禾ちゃんが村の子供で出演する日もあるようで、もし私が見逃した時間の間にどちらかが出ていたらショックだなぁ、と思って海老蔵のブログをチェックしたら、今日は二人とも出演していなかった。ホッ (^^ゞ

中山優馬くんはちょっと前に、「北斗 − ある殺人者の回心」というドラマで注目した人で、目の前で白塗りで十兵衛を演じているこの人が本当にあのときの北斗だろうか、と不思議な思いがした。

終演後、どこにも寄らずにまっすぐ帰宅し、すぐに英訳を再開。本文に続く別紙も訳し終えたのは、午前2時すぎ。がんばった〜!