まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-08-24

三連チャンの東銀座詣で。3日めの今日は、歌舞伎座ではなく東劇で、メトロポリタンオペラのアンコール上映のうち「仮面舞踏会」。直近のシーズンで唯一、上映日程を見落として観逃してしまったのがこの作品。

浅田真央ちゃんですっかり有名になったハチャトリアンの「仮面舞踏会」とはまったく別で、史実をもとにしたヴェルディの作。国王グスタヴと忠臣かつ親友のレナートとその妻アメーリアの三角関係と、国王の命を狙う反逆者の暗殺計画が絡み合う。

ストーリーの細かい部分で腑に落ちない点がいくつかあったものの、それはまぁ、歌舞伎でもよく言われる 「そこが芝居でさぁ」の範囲内(例えば、グスタヴとアメーリアは互いの愛を確かめ合った、それだけで十分な裏切りのはずなのに、一線を超えなければ非難に値しないのか? とか、レナートがグスタヴを刺殺した直後、その場にいた全員が王の死を悼んで合唱するのだけれど、反逆者の恨みは消えちゃったのか? とか)。

ホフマン物語」では人形のオランピア、「ニクソン・イン・チャイナ」では江青を演じたキャスリーン・キムが国王に仕えるオスカル役で、天使の羽とアゴヒゲをつけて登場。いろんな顔を見せてくれて、楽しい人だなぁ。

レナートはディミトリ・ホヴォロストフスキーで、「俺様」的な魅力が圧巻。マルセロ・アルヴァレスのグスタヴもソンドラ・ラドヴァノフスキーのアメーリアももちろん素晴らしかったのだけれど、やっぱりホヴォ様だわー(名前が難しいので省略 ^^;)

19時スタートで終了は22時半すぎ。帰宅してひと息ついたらもう日付が変わってしまったけれど、それから昨日の続きの和訳をスタート。ましゃの「魂ラジ」に続いて「ロケットマンショー」を聴きながら、5時まで。だいぶペースが上がってきた♪