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午後に激しい豪雨があり、これから出かけるのになぁ、と心配していたところ、夕方には雨がやんだので、これなら駅まで歩いても、と家を出た途端、またポツポツと降ってきたので、すっかり怠け癖がついちゃったなぁ、と思いつつバス停へ。ところが雨の影響なのかバスの到着が遅れ、本来10分ぐらい余裕があるはずだったのに、バスを降りてから駅のホームまでダッシュしてギリギリセーフ。

歌舞伎座「八月納涼歌舞伎」の第三部には、乙武さんもいらしていた。「江戸みやげ狐狸狐狸ばなし」は、勘三郎の伊之助に福助のおきわでの傑作が今も強烈に目に残っているので、正直、勘三郎不在の今、どうかなぁ、と期待度がそれほど高くなかったのだけれど、どうしてどうして、存分に笑わせてもらった。扇雀の伊之助に七之助のおきわ、勘九郎の又市に橋之助の法院。なんというか … 勘三郎の不在を切ない切ないと思ってしまうのは観客（というか私自身）の勝手であって、一番近くにいた人たちがこうしてしっかりその思いを継いで頑張っているんだから、観る側ももっと前向きにならないといけないなぁ、と反省したのだった。

「棒しばり」は、弥十郎の大名、勘九郎の太郎冠者に、三津五郎の次郎冠者。言うまでもなく、三津五郎の太郎冠者と勘三郎の次郎冠者が絶品だったのがこの踊り。いかんいかん、まだどうしても切なさが先に立ってしまうー。

帰りに今月末で閉店してしまうスーパーに寄ったら、すでに補充の止まった商品も多く棚の一部がガラリと空いていて、なんだか寂しげ。毎日欠かさず楽しんでいるヨナナス用のバナナを買う。

すでに日付が変わってから、ゴーサインの出た「大変な案件」をスタート。でも明日も「観る」日なので、ちょっとだけ ^^;

せっかく糸屋さんからエジプト綿の糸が届いたのに、しばらくおあずけになりそう。