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消防設備の点検は９時からだと思って８時半にアラームをセット …　したつもりが目が覚めたら９時半を過ぎていた。６階建ての６階だから、もし点検が上の階からだったらもう留守だと思われて飛ばされちゃったかなぁ。ひとまず着替え、まぁ、別にいいけど … いや、でもやっぱり、と新聞を取りに行きがてら１階まで降りてみると、掲示板に点検のお知らせがあって９時半スタートと書いてある。じゃあまだかな、と部屋に戻ると、５分もしないうちに、ピンポ〜ン。ギリギリセーフ。

担当のオジサンがひとりで来て、玄関から上がって廊下を通りリビングを抜けてベランダへ出て、下の階のベランダに通じる避難ハシゴの点検をして、使い方をあらためて説明してくれて、検査終了のハンコを押せば完了。わずか数分。それだけのことなんだから、片付いていなくたってオジサンが言いふらして回るわけじゃなし、どうでもいいと言ってしまえばそれまでなんだけど、そこがひとり暮らしのつまらない見栄というかなんというか。まぁ、こんな機会でもないと片付けないしね。

せっかく部屋がちょっとだけキレイになったので、その片隅に積んであった雑誌その他もろもろの整理を始める。芝居や映画のパンフやらなんらもごたまぜに積んでしまうのが悪い癖。雑誌は中をパラパラめくって必要な記事だけとっておく。こうやって切り取ってもそのあと見ないことも多いんだけど …　ケーキのレシピとか、ちょっとやってみたい手芸のハウツー記事とか。

雑誌の山が片付いたところで、今度はジャパンタイムズ。目を通す時間のない日も少なくないので、ためておいて時間のある時に雑誌と同様にスクラップするつもりで … たまりすぎ。すでに時系列での整理のキャパをゆうに超えているので、こちらはスッパリとあきらめ、古新聞として処分決定。

… そんなわけで、消防設備の点検をキッカケに思いがけず整理整頓に明け暮れた一日でありました。