まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-12-06

なんだか遊んでばっかりですが、今日はまた東劇でMETのライブビューイング。でも午後7時からなので、その前にまず請求書を2件作成し、予約をコロッと忘れてしまった歯科に電話を入れ、丁重にお詫びをして予約の取り直し。

実は病院関係でもう1件。大学病院の視野検査。前回は7月で、次は1月だけど3か月先までしか予約できないから、9月になったら電話して、と言われていたのに忘れていた。代表電話から眼科に回してもらうと通話中。で、しばらく経ってかけ直し。これを繰り返すこと4度目でようやくつながる。検査日が火・金だけで、火曜日は手織教室とぶつかることもあり、なかなか日程が合わず、2月1日に落ち着いた。でもまぁ、経過観察だから。

ちょうどオペラを観に行くから、I さんに頂いたオペラのアリアばかりを集めた2枚組みのCDをパソコン経由でウォークマンに録音。まだちょっと早いけど、それを聴きながら、さぁ、出かけましょ。

海外のCDなので曲名等の楽曲情報はすべて原語(英語に限らず、イタリア語だったりドイツ語だったり)。だもんだから、聴いたことのあるアリアでも、ウォークマンに表示される情報からは、せいぜい作曲家とオペラのタイトルしか分からないことがほとんど。オッターヴァでは邦題で紹介されるからねぇ。

早めに東劇に着いて、まずは窓口で、ライブビューイングの前売鑑賞券を次回作とさらにその次の作品のチケットと引き換える。今シーズン、全作制覇する気満々。

今日の演目は、観たことがないどころかタイトルさえ初耳の「ドン・パスクラーレ」。これがまぁ、底抜けに明るくハッピーなコメディで、めちゃめちゃ楽しかった! 音楽も素晴らしく、特に第3幕のパスクラーレとパスクワーレとマラテスタの二重唱は圧巻。二人がそれぞれに異なる歌詞をまるで早口言葉のように操りながら、ピタリと合う見事さ。主な登場人物は4人で、紅一点のアンナ・ネトレプコは、「ホフマン物語」ではそれほど光らなかったのに、この作品でのノリーナ役は素晴らしく、大好きになっちゃった。悲劇的な役どころが多いそうだけれど、まさに飛んだり跳ねたりの大奮闘で、コメディエンヌとしての魅力たっぷり。その恋人エルネスト役は、どこかで見たことが… と思ったら「魔笛」のタミーノ王子。そうだったそうだった。明日は今回の作品の初日という深夜に奥様の陣痛が始まり、初日の朝8時すぎに息子が生まれ、かつてないほど寝不足のまま初日を迎えたそうな。そういう話が飛び出す幕間のインタビューも楽しく、終始ウルトラハイテンションで、ラストはラブラブのハッピーエンド。「ラインの黄金」「ボリス・ゴドゥノフ」と重厚な作品が続いたあとにこんな上質のコメディ。もう1回観た〜い。1週間限りの上映だなんて短すぎる!

帰りもアリアのCDでオペラの余韻にどっぷりつかって帰宅。コンブリオをオンデマンドで聴きながら、3つめの書類の和訳をスタート。明日は仕事に専念する予定。たっぷり遊んだら、しっかり仕事しないとね♪