まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

整 経

昨日は睡魔に邪魔をされてしまったので、今日は朝からコメダ珈琲へ。図書館で借りた時代小説のアンソロジー「なみだあめ」を一気読み。志川節子「文」、高瀬乃一「雨夜の月」、梓澤要「夏草ヶ原」、馳月基矢「神童問答」、諸田玲子「深情け」、宮部みゆき「野槌の墓」の6篇。切なかったり、やるせなかったり、佳作揃い。

帰りにちょっと買い物していこう、とスーパーに寄ったのがいけなかった。外に出ると雨。しかも本降り。しっかり濡れてしまい、でもまぁ、もう何日も降っていなくて乾燥していたから、喜ぶべきかも、と思いながら家に着くと、何分もしないうちにやんでしまった。もうちょっと長く店内にいたら濡れずに済んだのにー。

雨雲レーダーによると夕方遅くにまた降るようなので、その前に、と図書館へ。年末年始ようにいつもより多く借りた4冊の文庫本を返却し、予約の順番が来た宮部さんの「きたきた捕物帳」リーズと星野源さんのエッセイ集「いのちの車窓から」の新刊を受け取り、さらに雑誌の棚から芸術新潮萩尾望都さん特集を借りてきた。

予報通りに再び雨が降り始めたのは18時近く。少しは乾燥がやわらぐといいんだけど。

手織りの整経をしながら「はじめてのおつかい」を見る。ナレーターの近石真介さんがすでに故人なので、あの懐かしい声で語られるエピソードは昔の映像で、「あれから◯年」という展開になるのよね。

そのあと TVerで「マツコ リアルする」という番組を見る。かつての「夜の巷を徘徊する」を想起させる番組で、千葉雄喜さんという方の歌がすごかった!

整経のほうは、絵の作品展のおまけのコーナーに並べていた巾着袋を見て、Wさんのご主人が全体的に黒っぽいのがほしいと言っていたので、ほとんど黒一色のところに一部だけグレーで計200本の経糸を用意。

1cm幅に8本の溝がある筬に1本ずつ通していく作業がようやく終わり、その端を織り機に結びつける段階に進んだと思ったら、写真の真ん中辺りに力なく垂れている2本の経糸が同じ溝に重なって入っているというミスに気付き、その左右どちらかの経糸をすべて溝から抜いて通し直すしかないので、がっくりと気落ちしてしまい、今日はもうここまで。