まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

国立劇場

「稚魚の会・歌舞伎会合同公演」 も今年で第15回。最近はレベルアップがめざましく、勉強会であることを忘れて見入ってしまうこともしばしば。3つの演目をA班B班に分かれて競演する形で、今年は4日間の開催で今日はその3日め。先にB班を、続いてA班を観る。

劇評の依頼を受けてしまったので、プログラムの余白にメモをとりながらの観劇。このプログラム、たったの 400円というところが国立劇場らしい。やっぱり書くことを意識してしまうから、イマイチ純粋に楽しめないというか、どこかこう落ち着かない感じ。本来ならいつもどおりにフルに楽しんだ上で自分なりに消化して書ければ理想的なのだろうけれど、年に一度依頼が来るかどうかだから、そんな境地にはたどり着けそうにない。

ああでもないこうでもないといろんなことを考えながらの観劇で、なんかもう頭の中が騒がしくてどっと疲れた。それでもある程度の方向性は見えたような気がするし、書きたいこと、書くべきことは把握できたように思う。でも一番難しいのは書き出しなんだよね。最初の一文が決まればスラスラいきそうなんだけどなぁ。

帰り道もずっと考え続けていたけれど、とうとういい書き出しが浮かばなかった。まぁ、すぐに書き始めるより少し自分の中で熟成させないと。

1日おいて歌舞伎座なので、早起きのリズムをくずさないよう早寝しちゃいましょ〜。