まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992004-01-24

午前中に家を出て、まずは信濃町のお寺へ。いかにも仏花です、というのがイヤで、今日はマーガレットと黄色とオレンジのスプレー菊のかわいい花束にした。いつもはカーネーションも入れるんだけど、3色と相性が悪かったのでパス。

スポンジ持参で丁寧にお墓の掃除をしたあと、お線香を頂きに行って、ご住職の奥様に伯母の近況報告。「家にひとりでいるより病院でたくさんの人に囲まれている方が長い目で見ればいいんじゃないかしら」 という言葉に励まされる。

墓前で手を合わせ、一応、退職の件を報告。吉と出るように見守っててね〜と。

それから伯母の病院へ。銀行の手続きに必要な通帳を伯母の家に取りに行く必要があり、「何か持ってくるものある?」 ときいたら 「爪きり」 だって。そういえば爪がかなり伸びている。気がつかなかったなぁ。そういう気配りができないんだ、私って。

病院は駅から5分ぐらいだけど、伯母の家は駅の反対側に15分ぐらい。こういうときは車があったらなぁ、と思う。

伯母の家で封を切らないまま放置されている郵便物を見つけ、片っ端から開けてみたらローンの書類が出てきた。リフォームローンだって。20万。リフォームなんてしていないのになんで、と不審に思って電話で問い合わせたら、床下に乾燥剤を敷いたのだという。やられた。以前、いわゆる一人暮らしの老人狙いの業者にだまされて、床下に換気扇を、しかも入れるとしても3〜4つで十分なのに8つも入れる契約をさせられて何十万もぼったくられたことがあるのだ。同じ業者に違いない。担当者がいないとか言うから、担当者を探して連絡をくれ、と要求。

病院に戻って伯母に経緯をきいたら、「入れないと床がくさるっていうから」 だって。換気扇を入れた意味がないじゃんか、それじゃ。案の定、換気扇のときと同じ人が来たというので、すっごく腹が立った。弱いものイジメと同じじゃないか。

とにかく担当者の連絡待ちで洗濯していたら、ヘルパーさんが来て、伯母が粗相をして洗濯物が出たので病院側でやろうとしたら、伯母の財布に百円玉がなくて大変だったので、用意しておいて下さいって。う〜ん。週2日でも間に合わないかぁ。私の財布にも細かいのがなかったので、再び両替に駅前へ。

戻ったら先生の診察中で、初めて伯母の足を見た。うっ。2本の指が真っ黒。こんなにすごかったのね。でも先生のお話では、少しずつ周囲に赤みが出てきているので、いい兆候だとのこと。ほっとする。

郵便物の中に介護保険関係の書類があって、民生委員さんに相談しなくちゃなぁ、と思っていたら、折りよく民生委員さんが来院してくれた。それで何やかやと打ち合わせをしているところへ、例の業者から電話が来た。やっぱり同じ会社なんじゃないかと詰め寄ったらしどろもどろ。なめんなよ。今後二度と伯母のところへ来るなと声を荒げて言ったら 「お約束します」 だって。まぁ伯母は当分病院だから当面は心配ないんだけどね。

そうこうしているうちに、あっという間に7時過ぎ。家を出てから、電車の中以外はまったく座っていない。ふぅ。

帰りは途中下車して、また中学時代の同級生たちと会う。夕食は、同級生がやってるお好み焼き屋の「餅チーズ明太もんじゃ」。おいしんだ、これが。

退職のことを話したら、みんなすっごくビックリしてた。もし食べて行けなかったら戻って来いって。戻ったって食べていけないじゃん、と言ったら、、みんなで養ってくれるんだそうだ。(!)

毎度毎度の泊まっていけコールを振り切って帰宅。午前様。でも元気。だって明日は浅草の歌舞伎だもんっ!