まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

後 編

眼科から戻り、カスタムメイドの枕を持ってバスに乗り、サイゼリヤでランチを済ませ、時間調整がてら「10分間ミステリー」を読み進めてから、表参道に移動。電位・温熱治療器を買ってから初めての枕のメンテ。前回に続き「枕マイスター」が待っていてくれて、いつもとは違い、奥の小部屋のようなところに通された。なんでも会員限定・完全予約制で特典多数の「特別な寝具の体験会」があるそうで、いつもと場所が違うのはその案内のためらしい。もう他の寝具を買う予定はないし、そのためにわざわざ表参道まで来るのはちょっと … と断るつもりが、たまたま絵の先生のグループ展の期間と重なっていて、ギャラリーもすぐ近くだから、それなら寄ってもいいか、と予約を入れる。

枕の調整をしてもらいながら、電位・温熱治療器の使用状況をきかれ、もっと寒い時期でも起きたときに手足の指先までぽかぽかで心地よいこと、寝付きがよくなった気がすることを報告。以前のように何時間も寝付けず悶々とすることがなくなっている。ただ、マットレスをはずして使うように言われたものの、それだと硬すぎて寝心地が悪いので、マットレスの上下を逆にして敷いたままでいると伝えたところ、最初は気になっても徐々に慣れるはずだから、ぜひマットレスなしで使ってほしいと。そのほうが骨盤を閉める効果等があるという。身体にいいなら、再挑戦してみようかな。

メンテナンスが終わった枕を受け取り、ギャラリーへ。枕のイベントと重なるグループ展とは別のグループ展が開催中。以前より分かりやすい場所に移転して、その後も何度か訪ねているから大丈夫、と道順を調べず記憶を頼りに歩いて行ったら、明らかに間違っていることだけは分かる、という方向音痴ならではのカオスに陥ってしまった。スマホのナビのおかげでどうにかたどりついたものの、そもそも最初に向かった方向が間違っていて、本来は徒歩数分の場所。これだからもう…。

そんなこんなで焦ったせいか、ギャラリーの前で展示の案内の写真を撮るつもりがすっかる忘れてしまったのだけれど、個性豊かな人物画が並ぶ「メルヴィユ」展、とても良かった。先生の作品は女性像が2点で、どちらも手に焦点を当てていて、その繊細な表現が印象的。手って難しいのよねぇ。

帰宅後、明日の排水管洗浄に備えてキッチンと洗面所の片付けをしていたら、先日、案件がダブって断らざるを得なかった古巣のオフィスの先生から別件の依頼が入り、結構な分量。これで状況が一変。21時前から英訳をスタートし「星野源オールナイトニッポン」が終わる3時すぎまで。何日か、この案件にかかりきりになりそう。

左の小さな葉っぱが右のように成長するまで、わずか4日間。すごくない???

前 編

午前中に眼科へ。普段は LINE で「コンタクトレンズ」「3ヶ月」と送るだけで同じレンズ3ヶ月分の注文が完了するのだけれど、今日はそれをしないで来院。というのも、今のレンズは矯正を弱めることで老眼鏡がいらなくなって快適なんだけど、その分、例えば歌舞伎座では最前列からでも少しぼやけてしまうので、フライングタイガーで300円だったプラスチックの単眼鏡を使ったりしている。それが不便に感じることもあり、老眼鏡とは逆に、コンタクトレンズの上からメガネをかけて遠くがよく見えるようにできないか、と相談してみた。そうしたら「できますよ」と度数を決めるために視力検査をしたのだけれど、左目の視力が度数を上げても出にくくなっていると。

そのあとの診察で、左目が見えにくいのは白内障のせいだと言われ、ビックリ。白内障なんてもっと先のことだと思っていたのに「そろそろ手術することも考えたほうがいいかもしれません」と先生。えええ、と声には出さずとも凹んでいると「白内障の手術をすればコンタクトレンズもいらなくなるし」と先生。へ? と目が点になる私に、先生は詳しく説明してくれた。

白内障の手術では目の中のレンズを入れ替えるから、そのレンズの度数を調整することで、今のコンタクトレンズを入れている状態とほぼ近い見え方になるのだと。私は今まで、白濁を除去する手術だとばかり思っていたから、目からウロコ。

手術で入れるレンズにも様々な種類があり、値段も大きく違うらしい。特定のレンズを選ぶと保険の対象外になり、値段が跳ね上がるという。でもコンタクトレンズ代はいらなくなるわけだから…。電位・温熱治療器を買うときに酵素風呂の何回分か、と比較したときと似ている。

手術で入れたレンズの度数がその後に合わなくなったらどうするのか疑問に思ってきいてみたら、そもそも視力低下の原因となる水晶体をレンズと交換するわけだから、手術の際に決めた度数での見え方をずっとキープできるという。すごい技術だなぁ。

とはいえ、コンタクトレンズを3ヶ月分注文したばかりだし、遠くが見えるメガネの処方箋ももらったから、白内障の手術についてはひとまず保留。

それにしても、白内障かぁ。そういう歳になったのねぇ…。

(今日は盛り沢山だったので、前後編)

健診受ける派、受けない派

起きてパソコンを起動すると、SNS のタイムラインで(なぜか頑なに X とは言いたくない…)倫也くんが出演する舞台「バサラオ」東京公演の申込日だと知り、めいっぱいの第5希望日まで選んで申し込んでみた。でも「ケンジトシ」は第11希望日まで申し込んだけど全滅だったからなぁ。オードリーのドームライブでチケット運を使い果たした気がするから、ダメ元で。

午後に歯科健診。たまたま他の患者さんがいなかったこともあり、ちょっとお喋りする時間があったので人間ドックの話をしたら、先生は健診のたぐいは一切受けないそうで、自覚症状もないのに検査を受けて病気が分かって不安になるより、症状が出て初めて病院に行って治療の必要があればするほうがいいと。ニャンドゥティのワークショップの日にも、アルパの先生もニャンドゥティの先生も歯科の先生と同じ考えでビックリしたんだけど、私のほうが少数派なのかしらん。まだ30代の頃、区の健診で子宮筋腫の可能性が高いと言われ、自覚症状はまったくなかったし、触診で「ほらここに」と言われたところを自分でさわっても分からなかったのに、検査を受けたら、いくつかある筋腫のひとつが子宮の壁の中にあり、大きくなると子宮破裂のおそれがあるからすぐに摘出したほうがいいと言われて手術をすることになった。最初の検査から手術直前の検査までの間に鶏卵大から小手拳大まで大きくなっていて、「健診で分かってよかったですね」と言われたのよね。その経験があるせいか、私は健診、受けたい派。

… と書いてきて、ふと思った。歯科の先生、自分は健診受けないのに、歯科健診は毎月ってどうなの???

歯科に向かう途中に見かけたバラのとところに戻って写真を撮ってからコメダ珈琲に寄り、いつもはブレンドなのに、ふと気が変わってクリームコーヒーを頼んでしまった。無糖のアイスコーヒーの上にソフトクリームがででーん。まさにででーんとしか言いようがない佇まい。

図書館で借りた「このミステリーがすごい!」大賞10周年記念として10分程度で読める短編を集めた「10分間ミステリー」を読み進め、冷たい飲み物で身体が冷え始めたところで撤退。

帰宅後には、プレミアムシアターでの放送を録画しておいたスカラ座の「トスカ」を観る。タイトルロールをアンナ・ネトレプコ。メトロポリタン・オペラへの出演がなくなってしまったので久しぶり。フランチェスコ・メーリのマリオにルカ・サルシのスカルピア。装置も豪華で、目にも耳にもごちそう。

 

納 品

起きるのはゆっくりだったけれど、ひと息ついてすぐに英訳の続きを再開し、4時間ほどかかって最後まで作業を終えることができた。印刷しながらパスタでさっくりランチを済ませ、コメダ珈琲へ。日曜日の午後だからどうかなぁ、とちょっと心配だったけれど、幸い窓際のカウンター席を確保することができ、赤ペン片手に見直しを1時間強。この程度の作業なら、自宅でできれば効率的なんだけどねぇ。そこがなかなか。

ダイソーに寄り、何日か前に買ったマグネット式のシャワーホルダーが壁にしっかり貼り付いてくれたので、高い位置でも固定できるようにもうひとつ。試しに買ってみた床用のシールも、色合いは若干違うものの厚手で剥がれにくそうなので、必要な枚数を買い足す。他にもあれこれ買ったら1500円を超えてしまった。

帰宅後、床用のシールを貼ってみる。これまでフローリングが剥がれたところだけツギハギ式に貼っていたシールは薄手で、すでに輪郭が残っていないほど剥がれたり色が褪せたりしていて汚かった。それを今回、フローリングの縞2本分の幅がある厚手のシールをカットせずにそのまま並べて貼ることで、1枚で大きな四角いシールを貼ったように見え、見映えが格段にアップ。これで費用は700円。ありがたやー。

ニャンドゥティのワークショップの日に群馬のお土産としていただいたベーグルを電子レンジでチンしておやつにしてみた。ふっくらもちもち。美味しい~。「ありがとう」の焼印。こちらこそありがとう ♪

日曜日のお約束としてまる子&サザエさんを見てから、見直しが終わったパワーポイントのファイルを修正。もう週末が終わるから遅い時間でもいいかな、と23時近くに送信。これでこの案件はひとまず終了のはずなんだけど、ひょっとすると別の会社に関する同じ様式の依頼がまた入るかも。この案件と重なって断らざるを得なかった別件、どうなったかなぁ。久し振りに古巣の案件だったから、ちょっと気になっている。

国立へ

国立に行く日だけれど、その前に6月歌舞伎座の優先予約。10時の時報を待っていたのにその直前に、アクセス集中ではなくパソコンのフリーズに阻まれ焦ったものの、それなりにスムーズに予約完了。団体の観劇がめっきりなくなって久しいと思っていたら、6月には昼の部に8公演、夜の部も1公演とかなりの学校団体が入るそうな。喜ばしいと思いつつ、それらの日を避けてチケットを確保。

そうこうしているうちに、そろそろバスの時間、と思ったら、あら、クライアントから夕べメールが届いていたのに私ってば気付いていなかった。英訳の見直しを終え、あとは送信するだけだったはずの案件に追加の依頼。送信しないでおいてよかったー。

早急に対応すると返信し、バス停へ。国立に移動し、コンビニでランチを調達してアトリエへ。今日のニャンドゥティのワークショップはおひとりがお休みで、今できるところまで土台の糸を張ったドイリーを見ていただき、まだ土台を張っていない部分の張り方を先生に確認したり、糸の色によって見映えがしない模様について相談したり。全体の模様を今の2色だけで展開していくか、他の色を加えるか、まだ決めかねている。

ワークショップの後はいつもどおりアルパのレッスン。おさらいの曲はそこそこの出来だったので、新しい曲を録音していただいた。アルパの曲にはめずらしい五線譜のある曲。アルパの場合、同じメロディを2回目には1回目より1オクターブ上で弾くこともあるし、1回目と2回目とでは左手(主に伴奏)のリズムが変わったりもする。それを五線譜で明確にするのはまず無理なので、結局、細かいところは説明を手書きしないとけないのだけれど、五線譜があるとメロディも伴奏もリズムが分かりやすい。

まっすぐ帰宅し、ちょうどイタリア国際のナダルの試合が始まるところ。残念ながらフルカチュの調子が良くてストレートで敗れてしまったけれど、すでに今季での引退を表明しているだけに客席の声援は熱狂的。

追加分の英訳を進め、1時間ほど作業をしたところでちょっとお休み。「6秒間の軌跡」を見る。このドラマは、ストーリーはもうどうでもよくて、高橋一生さんが演じる星太郎のこじらせぶりと橋爪功さんの飄々たる「幽霊ぶり(?)」でほっこり。この星太郎とあの露伴先生のギャップたるや、驚異的。

英訳に戻り、1時間後にはオードリーのオールナイトニッポンが始まってしまい、さすがに集中するのが難しいので、ラジオではなく仕事のほうをひと休み。でも時間を無駄にしないよう、ニャンドゥティをチクチク。

ワークショップで途中まで進めていたグリーンの模様をほどいてチクチクし直してみた。さっきまでより模様が少しくっきり出たような…。

 

人間ドックの結果

明け方まで仕事をしてしまったので起きたのは正午近く。軽く腹ごしらえを済ませてから、コメダ珈琲で英訳の見直し。赤ペン片手に、2時間半ほどで見直しが終わった。

夕べ英訳の印刷をしたときに用紙が最後の1パックだったのでダイソーに寄って買い足し、吸盤式のシャワーホルダーが壁にくっついてくれなかったのでマグネット式のほうを買い、フローリングが剥げたところに貼ったシールがツギハギなのが気になっていたところ、幅広で色も合いそうなシールを見つけたので買ってみる。

アリオに足を伸ばしてユニクロとカルディで買物をして帰る途中、コップを洗うブラシのような花が今年も鮮やかに咲いていたので即、写真。

帰宅すると、先月初めに受診した人間ドックの結果が届いていた。「D判定(要精密検査・要医療)の項目があるので1~2ヶ月以内に必ず詳しい検査を」受けるようにと書かれていて、「外来担当医先生 御侍史」と宛名書きされた紹介状も同封されている。「御侍史」なんて言葉、初めて見たから調べちゃった。

もともと約3ヶ月ごとに通っている内科で腹部エコーを受けるように言われたのが人間ドックを受けたきっかけで、D判定だったのはその「腹部超音波」。エコー検査の際、とある箇所だけ念入りに調べていたような気がしたのは錯覚じゃなかったみたい。肝嚢胞と胆嚢ポリープは確定で、右副腎腫瘍、脾臓嚢胞、胆泥の3つに(疑)が付いている。膵臓は一部判定不能で要精密検査。異急流部圧排像なるものが認められ、要経過観察。他にも基準外の数値がいくつか。まぁ、すぐにではなく1~2ヶ月以内でいいということは急を要する状態ではないんだろうから、それほど心配する必要はないのだろうけれど…。なるべく早く内科の先生に報告しに行くつもり。

気持ちを立て直し、イタリア国際の西岡くんの試合に続き、「岸辺露伴は動かない」の「密猟海岸」を見てその映像のすごさに圧倒され、ひと息ついてから、見直しが終わった英訳の修正。すぐにでも送信できる状態ではあるけれど、なにも週末前の深夜に送らなくてもいいか、とひとまず保留。

「季節のない街」が待望の「プールのある家」。前にも親子が出ていたから、子供に起きる悲劇はあえて取り上げないことにしたのかと思っていたら、しっかり真正面から描き、原作にはない行政によるホームレスの住居の撤去をめぐる問題も組み込まれていた。子供が好きだったというパンをもらい、子供に持って帰るのではなく、その場でむしゃむしゃ食べてしまう場面は原作になく、その意図を考え続けている。

その余韻も覚めないうちに「バナナマンオールナイトニッポン」が日村さんのバースデー会で、今年も星野源さんがお祝いに来て、大いに盛り上がった。

感情の起伏が大きな1日だったなぁ。

英訳 2日目

昨日、思ったより順調に英訳が進んだので、納期まで余裕があることだし、今日はホットヨガに行ってしまおう、と正午からの「至福の睡眠ヨガ」に予約を入れる。最近はごく少数のインストラクターで回していてプログラムのバリエーションも限られているから、このゆるいクラスに参加できるのは貴重な機会。

支度を済ませ、出かけようとしたタイミングでメールの着信。古巣のオフィスは翻訳もAIに頼りがちになっているようで、仕事の依頼が入るのは、最近ではとても珍しい。だから、今後のためにもできれば受注したかったけれど、夕べ始めたばかりの英訳と納期が完全にかぶっているため、断らざるを得なかった。とっても残念。

徒歩での帰り道にお花や葉っぱの写真を何枚か。

帰宅後、洗濯機を回しておいて図書館へ。美術ミステリーアンソロジー「歪んだ名画」を返却し、在架の図書の中から、時代物のアンソロジー「親不孝長屋」と「このミステリーがすごい!」大賞十周年記念のアンソロジー「10分間ミステリー」の2冊を借りてきた。まだ2冊予約してあるんだけど、当分順番が来そうにないものだから。

再び帰宅したあと、早速「至福の睡眠ヨガ」の効果が出たのか睡魔に襲われてしまったのだけれど、眠気が覚めたところで仕事モードに切り替え、以後は英訳に専念。

約3時間、1時間半、4時間半と細切れに計9時間。気付いたら午前5時近くになってしまっていたけれど、ひととおり最後まで終えることができた。納期には十分余裕があるからそれほど急ぐ必要はないのに、なぜかやけにノッてしまい、ブレーキがかからなかったという感じ。しばらく暇だったから、その反動だったりして。

途中でイタリア国際のナダルの試合を横目でチラチラ。ナダル快勝!