まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

バサラオ!

仕事はまだ途中だけれど、今日は待望の「バサラオ」! 何度も抽選にはずれた末にようやく当たったチケットは、昨日発券したばかり。それほどいい席を期待していたわけではないけれど、2階の7列目は最後列で、しかも一番右端。昨日まで発券せずにいた結果、凹む期間が短く済んで幸いだったかも。

出かける準備をしているところへ、和訳を進めている案件とは別のクライアントから見積依頼。こちらもずいぶん久しぶり。別件の作業中だと伝えたところ、そのあとで構わないと言ってもらえたので、ひと安心。

14時からの開演に余裕をもって明治座に到着。

それほど大きな劇場ではないから、思ったより舞台がよく見えた。遠くが見えるメガネと双眼鏡の両方を使いはしたけれど、凹む必要はなかったな。

幕府と朝廷とが権力争いを繰り広げる中で、美しさを武器に天下を取ろうとするヒュウガを生田斗真。彼のおさななじみで参謀となるカイリを倫也さん。幕府側から朝廷側に寝返るサキドをりょうさん。ヒュウガとサキドの衣裳がともにド派手なんだけど、二人ともそのきらびやかな衣裳にまったく負けていない。ヒュウガは徹頭徹尾オレ様キャラなのに対し、カイリは相手によって見せる顔が異なる複雑な役どころ。刀を手にヒュウガに迫るラストでは、悲痛な台詞に狂気がはらみ、ゾクゾクした。今週だけでも「ラストマイル」や「Shrink」でまったく別の倫也さんを見ているからねぇ。テレビももちろんいいんだけど、舞台の倫也さんはまた格別。こういう権力争いの物語はどちらかというと苦手なんだけど、普通のその手の作品には登場しないヒュウガのキャラの意外性がよかった。スピーディーで統制のとれたアクション場面はさすが劇団☆新感線。隅っこの席でもあの場にいられたことがとても幸せ。

帰り道でお腹が空いてしまい、北千住で途中下車して、久しぶりに「おぼんdeごはん」へ。麦富士豚の野菜ソース。ご飯もお味噌汁もおかわり自由なんだけど、1杯ずつでお腹いっぱい。

20時前に帰宅し、21時すぎに和訳を再開。午前2時ぐらいまで。明日にはひととおり終わりそう。よしよし。