まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ひと目ひと目を

maru992009-07-08

またもや寝たのは午前6時半すぎで、司法書士事務所からの電話で目が覚めた。準備が整ったので決済日を10日の金曜日にしたいとのこと。8月歌舞伎座の予約日だけど、午後だから問題ないはず。まだレンズを入れていないド近眼の目で必要事項を書きとめ、電話を切る。はぁ〜。いよいよかぁ。小切手なんか作ったことないからなぁ。まずレンズを入れてから銀行に電話をして、同じ銀行の別支店の口座からでも窓口ですぐに小切手を作ってもらえることを確認。よしよし。時間がかかるようなら前日に、と思ったけど、あんまり持ち歩きたくないからできれば当日にしたい。

シリアルで簡単に腹ごしらえを済ませ、ひと息ついてから、スタバへ。映画が千円ポッキリのレディースデイだから、ネットで予約した映画が始まるまでに手織の仕上げを済ませてしまいたい。

縦糸は133本で、両側の端糸は合計266本。太目の毛糸を横糸に使って模様を入れたところは地が厚いのに、縦糸と同じ横糸で平織りにした両端だけは薄いので、端糸は房にせず、少しでも地に厚みが出るように1本1本、毛糸針で目を拾いながら地の中に織り込んでいく。きちんと規則的に目を拾っていかないとデコボコしてしまうので、かなり集中力が必要で、目も疲れる。ちまちました作業で、気がつけば背中が丸くなっているので、時折りウウウウウ〜ンと両手を伸ばしてストレッチ。

ちょうどいい頃合いに作業が終わり、MOVIX へ。発券機でチケットを受け取ろうとしたら、ありゃ、会員証がない! 幸い予約番号を携帯電話に転送しておいたので、窓口で発券してもらえた。やれやれ。今日中に会員証を持ってくれば通常どおりにポイントを加算してくれるとのこと。失敗しちゃったなぁ。

観たのは 「愛を読む人」。驚いた。こんなにハード&シビアなストーリーだったとは! 単純なラブストーリーだとばかり思っていたらとんでもなかった。以下ネタバレになるけど、文盲を恥じる余り偽りの告発を受け入れて無期懲役になる主人公。私なら恥なんかかなぐり捨てて罪を逃れようとするだろうなぁ。でももうひとりの主人公は、彼女のそうした気質を理解しているからこそ真実を知りながら証言しない選択をする。彼があえて証言していれば彼女の罪は軽くなったはずだし、30数年後に再会した時、彼女の手を押しやることなく、もっと優しく受け入れてあげていたら彼女は死んだりしなかったんじゃないか。彼に対して不満だったし、憤りさえ覚えた。強く手を握ってあげるだけできっと結末は違っていただろうと思う。強さともろさの両方を併せ持つ彼女の生き方が切ない。原作の 「朗読者」 はずいぶん前に文庫を購入したはずだけど、未読のままだ。読まなくちゃ!

100円ショップで収納グッズを買い足し、大荷物で帰宅した後、会員証を探したら、が〜ん、バッグの別のポケットに入ってた〜。ただでさえ忘れっぽいのに、どうしてちゃんと定位置に戻しておかないかなぁ、とまるで他人事のように呆れながら窓口に戻ってポイントを加算してもらい、さっきは大荷物でできなかった他の買い物を済ませて帰宅。ふぅ〜。

スタバではハサミがなくてできなかった糸端の始末を済ませて、宿題の 「ブロンソン織り」 がようやく完成! かろうじて幅は一定に保てたものの、長辺がどうしてもナミナミになっちゃうなぁ。

まだ机の買換えに伴う片づけが終わっていなくて、進めながらこのみさんのデイブレイクを聴いていたら、今日のメールテーマは 「忘れ物」。名人だし今日もしたばっかりだけど、他にもあんまりしょっちゅうだから、今までで一番大きな忘れ物はなんだったかなぁ、と考えると次から次へと過去の忘れ物を思い出して収拾がつかなくなってしまい、とうとうメールできずじまいだった。困ったもんだぁ〜。