■

はぁぁぁぁ…。いつにもましておバカな日だった。

社会保険事務所から届くはずの書類が遅れてヤキモキしてたから、ようやく週末に届いた時点で即、「月曜日に早速、手続に行こう！」と決め込んでしまったんだよねぇ。それがそもそもの間違い。

保険の手続ってとっても面倒で、国保に切り替えるなら近くの区民事務所で手続できるけど、これまでの保険を任意継続する場合は社会保険事務所まで行かなくちゃいけない。どちらの方が保険料が安くなるかは区の保険の資格賦課担当の部署でしか教えてもらえない。電話して任意継続の方が格段に安いと分かったものの、手続の詳細については社会保険事務所にきいてくれって。どうして１箇所ですまないのよっ！　社会保険事務所の電話はずっと話し中で、もうイライラしっぱなし。やっとつながって確認をすませ、家を出ようとした段階でハタと気がついた。今日は歌舞伎座じゃん！

歌舞伎座は千秋楽の２６日、と覚えていたんである。で、今日は月曜日という意識しかなかった。最近は日付と曜日の感覚が麻痺してるからなぁ。何日の何曜日、と連動してないんだ、頭の中で。

慌てて支度をし直して行き先変更。私ってば先月もすっかり忘れてチケット無駄にしてるのに、学習しないなぁ。気づいたときにすでに開演時間の１１時をすぎていたから、一幕目は見逃してしまった。こう言っちゃなんだけど、見逃してもさほどショックじゃない演目（というか配役）だったのが救い。

夜の部の最後までしっかり観て、大満足で帰途に着き、日比谷線から千代田線に乗り換える途中でまたハタと気がついた。幕間で買ったバウムクーヘンを歌舞伎座の椅子の下に置いてきちゃった！　５種類で１２５０円分。もう自分のおバカ加減に愛想が尽きそう。

すぐに歌舞伎座に電話したら、明日の俳優祭の準備で入場禁止になっているところを見に行ってくれたけど、ないって。案内係が保管してるかもしれないから、明日また電話してくれと言われた。電車賃かけてわざわざ取りに行くのもなぁ。俳優祭に行く友達に電話して、引き取ってもらおうかしらん。

これからは毎晩、寝る前に明日の予定を確認するクセをつけよう。それも自分を信じないで、「ホントにそう？　なんかもっと大事なこと忘れてない？」と疑うことにしよう。そうじゃないと、いつかきっと、もっと大変なことをしでかしそうな不安が…。