まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

アイスベーグル

maru992006-07-02

7時半、8時半、9時半とほぼ1時間おきに目が覚め、自分の体温であたたまったベッドが暑い〜と思いながらも寝続けて、ハタと気づいた時には11時! え〜っ! 1時から下北沢で芝居なのに! 慌ててガバと飛び起きる。


チケットだけは忘れずに。身支度を済ませて11時半過ぎに家を出て、1時間ちょっとで下北沢に到着。何も食べる余裕がなかった割には空腹感がないものの、2時間ほどの芝居の間にお腹が鳴ったら恥ずかしいので、駅前の京樽で納豆巻とネギトロ巻を買い込み、開幕直前のロビーで腹ごしらえ。慌しいなぁ。


加藤健一事務所 vol.63 「木の皿」 は3年ぶりの再演で、今日が千秋楽。加藤さんの舞台を初めて観たのは、吉田日出子さんとの共演だった87年2月の 「星の王子さま」 だから、それ以来ほとんどすべての公演を観続けて20年近くになる。その間、加藤さんは常にハイペースで、次々に素晴らしい舞台を上演してきた。元気やパワーをくれたり、あったか〜い気持ちにしてくれたりする舞台の魅力はまったく変わっていない。それなのに、前回も今回も千秋楽だというのに満席には至らず、補助席だけでは足りずに階段まで座布団を敷き詰めて満員だった頃に較べて寂しい客席。どうしちゃったんだろう。不思議で仕方がない。老人問題をテーマにした今回の作品も、前回は息子を演じた加藤さんが老父に回り、その他の配役も変わって再演とは思えない新鮮さもあり、再演ならではのさらに掘り下げた魅力もあり、見応えは十分だった。それだけに満席じゃないのが残念というか悔しいというか…。私が悔しがっても仕方ないんだけど。


開幕直前、その日のうちに劇場で次回作の先行販売をするというアナウンスにビックリ。次回作の案内がすでに届いていて、通常なら発売日にリダイヤルを繰り返して電話予約のあと郵便振込という手続が必要なのに、本当にその場で簡単にチケットが買えてしまった。ひょ〜っ! たまたま今回はスケジュール的に可能だっただけで、今後も同じシステムで取扱いができるかどうかは分からないそうだけど、とても便利でありがたいシステムだから、ぜひ続けてほしいなぁ。


そのあと着物のお店に寄り、担当さんに7月歌舞伎座のチケットを渡した後、ベーグル&ベーグルで 「アイスベーグル」 なる不思議な食べ物を初体験。ベーグル生地にアイスクリームとクリームチーズがサンドしてあって、軽くトーストして出てくる。ベーグルもアイスクリームも大好きだから、ワクワクしてパクリ。モグモグ。う〜ん、ビミョー。好きなものどうしの組合せではあるけれど、いまいちベストマッチとは言い難い。いくつも味のバリエーションがあったけど、多分これっきりだなぁ。残念!