今日でもう今年の4分の3が終わってしまうのねぇ。
金曜日に聴くことができなかった林田さんの OTTAVA Andante をオンデマンドで聴きながら、ベージュの単色に続きグレーと白の2色でも織り終えたキャンバス織りの第3弾を今度はウールで織ることにして、まずは糸選び。
これまでの2つはいずれも、1cm幅に8本の溝がある8羽の筬で織っていて、筬を変えて、たとえば1cm幅に6本または5本の溝がある筬を使うと、マス目が大きくなる分、マス目を正方形にするために必要な縦の段数も変わってきて、だいぶ印象が違う織地になりそうだから、できれば同じ8羽の筬を使いたい。でも、そのためには極細のウールが必要で、手持ちの糸では色数が限られている。同じ極細ウールで相性のいい2色を選ぶのが難しい。悩んだ末に、極細ウールの青に、絹なのか綿なのか分からないけど、かなり細い変わり糸を使うことにした。白の細糸に様々な色の太めの糸が混ざっているので、基本的には白い模様にポツポツと色が混じり、ユニークな織地になってくれそう。
3回目の整経なので、溝が細い分、間違いやすい整経もスムーズに進み、織り始めたところで、その前に、と織る手を止め、2本目のマフラーの経糸の端を房にする作業。綿の細糸で、かなり細いので、まず両端の長さを切りそろえてから3本ずつ房にしたあと、その房を1本ずつでなく、2本ずつの「ねじねじキュッ」で少し太めの房にする。綿糸はカッチリ織ると硬い手触りになりがちなんだけど、今回は、湯通しする前でもほどよくやわらかい仕上がり。いい感じにできて嬉しい。左の写真で、輪郭線がところどころガタガタしている部分は、湯通しすればスムーズになるはず。
OTTAVA Andante を最後まで聴き終えたあと、明日は手織教室に織り機を持って行くため買い物をして帰るのは難しいので、今日のうちに、と水曜日の絵の教室用に作るケーキの材料を買いに行く。ヨーグルトスフレケーキを焼くつもり。
ジャパン・オープン・テニスで準決勝まで勝ち上がったのは残念ながら外国の選手だけなんだけど、アンベールがマハーチュを、圭くんに勝ったルーネがフィスを破った結果、決勝戦はアンベールとフィスのフランス対決。どちらが勝っても初優勝。フィスには今季とても勢いがあるけれど、経験の差でアンベールのほうがちょっと有利かな。