これまで何度か健康診断で利用したことがあるクリニックで、14時半にワクチン接種の予約。1回目、2回目に続き、3回目もファイザー。
食事は自宅で済ませたものの、なんとなく落ち着かなくて早めに家を出て、タリーズで「伏 贋作・里見八犬伝」の続きを読む。大詰め間近なところでタイムアップ。
店舗や劇場によくあるスタンドタイプの検温器で体温を測ったあと、番号札を渡されて順番を待つ。肩先を出しやすいように、半袖のエアリズムの上に綿シャツ、その上に薄手のパーカーという格好で来たので、パーカーだけを脱ぎ、綿シャツの前ボタンを開けた状態で待機。これまでと同じように、注射はあっという間。以前より針を刺した箇所の痛みが強いような気がするものの、15分の待機時間の間にも何事もなく、終了。
帰りにサイゼリヤに寄り、フレンチトーストとドリンクバー。単品でも十分に美味しい。食べ終わった後に読書の続き。最後まで読み終えた。本家本元の八犬伝とはまったく違い、伏姫から生まれるのは8つの玉でなく「犬人間」。生物学的に考えれば犬と人間の女性との間に玉が生まれるよりも犬人間が生まれるほうが正しいようにも思えるけれど、犬人間が増えに増え、それを狩る賞金稼ぎが跋扈する江戸の街。贋作・里見八犬伝を書いているのはオリジナルの作者である馬琴の息子の滝沢冥土。自分が各地を歩いて集めてきた伝承をもとに書き綴った物語と、小説の中での現実と、犬人間のひとり毛野が語る彼らのルーツの物語が重層的に描かれる。物語の中心となるのは、兄とともに犬人間を狩る漁師の娘、浜路で、彼女を主人公とするアニメ作品「伏 鉄砲娘の捕物帖」もあるそうな。これ以上の詳細は省略するけれど、オリジナルの八犬伝と大きくかけ離れているものの、スピーディーな展開でぐんぐん読める。面白かった。
帰宅後、まだ副反応は気配もないので、まずはパソコンのトラブル対処。最近、起動するたびに同じサイトへのアクセスをブロックしたという表示がウイルス対策ソフトから出るのが鬱陶しくて、サポセンに相談していた。指示された手順を実行し、再起動。しばらく様子を見て、一度電源をオフにし、時間をおいて起動し直してみる。表示は出ない。解決したみたい。その旨を報告。迅速に対応してくれて、よかった。
そのあとプライムビデオで「ソーイングビー」の第1シーズンをイッキ見しながらニャンドゥティをチクチク。2つめの花の葉っぱが終わった。でも、このままだと4枚の葉っぱが集まる中心点がキレイにならないことに気づき、写真を撮ったあとにちょっとほどいた。葉っぱはあと6枚。早く仕上げたいけど、今日はここまで。
いつもどおりお風呂に入って就寝。いまのところ、副反応はまだない。