まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992017-02-14

ちょうど出かける予定があるので、その前にコメダ珈琲で英訳の見直しを、と思ったらあいにくランチタイムに重なり満席だったので、すぐ近くのモスバーガーでランチだけ済ませ、北千住に移動して駅構内のスタバで作業。

15時を回ったところで中断し、日比谷線で六本木へ。EXシアターは二度目で、たしかこっちだよね、とうろ覚えのまま歩いていたら、すぐ近くを歩いているのは三池崇史監督。そういえばクドカンさんが監督だった前回も帰りにクドカンさんがすぐ近くを歩いていたのだった。三池監督もクドカンさんも、回りの人がまったく気づいていないのが不思議。

リリー・フランキーさんの脚本、三池監督の演出による「座頭市」でタイトルロールを海老蔵が演じ、寺島しのぶさんが花魁と盲目の少女の二役を演じる。1日2回公演の時、公演と公演の間に海老蔵が自宅に戻って子どもたちと過ごす様子をブログにアップしていて、今はそうする必要があるからなんだろうけれど、時間的にいっぱいいっぱいなんじゃないかと他人事ながら心配していたところ、冒頭に登場する海老蔵は、ブログにアップされている日常の写真そのままの白いTシャツにグレーのジャージ。そのままで雨に濡れながら立ち廻りをしたあと、しのぶさんの華やかな花魁道中の間、客席に近い場所に腰掛けてタオルで身体を拭き、バナナを食べ、とまるで普段のままのよう。そこへ斬りかかられ、立ち廻りの間に真っ赤な衣裳に早替り。素顔のままで、この衣裳がとにかくよく似合う。舞台に出る前の拵えに時間がかからなくて余裕があるから自宅に帰るのか、自宅に帰る必要があるからこういう演出になったのか、どっちだろうなぁ、などとつい考えてしまった。

私の席は I 列のほぼ中央で、H列以降が階段状で、前の人の頭が気にならないし、H列の前の通路を役者が通り、そこで芝居をしたりするので、至近距離でド迫力。また、私の前の席のご夫婦が音羽屋のご贔屓らしく、幕間に富司純子さんが眞秀(まほろ)クンを連れてご挨拶にいらした。しのぶさんのブログだけでなく、歌舞伎座でも見かけたことがある眞秀クンの可愛らしいお顔がすぐそこに! 五月の歌舞伎座に出演が決まっているので、楽しみだわー。

敵役を右團治が演じていて、海老蔵はこれまで自主公演のたびに相手役を探しながらだったから、右團次が襲名を機に海老蔵の相手役として定着したら、大きな戦力になるはず、なんてことも見ながら考えていた。

しのぶさんの思い切りのいい演技は、見ていてとても気持ちがいい。二役の早替りも見事だったし。

終演後は途中で明治屋に寄り、あれこれ買い物をしてから北千住のスタバに戻り、英訳の見直しの続き。23時閉店で、22時半すぎに切り上げ、帰宅。

明日には間違いなく終わりそうなので、朝イチのホットヨガのクラスを予約しちゃった (^^)