モーニングから通常メニューに切り替わる時間を見計らってベックスへ。冬の新メニューはシチュープレート。野菜がゴロゴロ入ったビーフシチューに、全粒粉入りの人参パンとミニサラダ、リンゴのコンポートが入ったキャラメルプリンがつく。サラダにはスーパーフードとか呼ばれているキヌアが入っていたみたいなんだけど、ほんのちょっとだから効果なんて分からない (^^ゞ
千代田線が小田急に乗り入れているので、唐木田行で下北沢まで乗り換えなしで行けちゃう。本多劇場で13時から、加藤健一事務所「誰も喋ってはならぬ!」の千秋楽。加藤さんが演じるミシェルの奥様役の人がすぐには誰だか分からなくて、ああ島田歌穂さんだ! と分かってまたビックリ。歌の要素がない舞台にも出ていらっしゃるとは知らなかったものだから。ミシェルの親友を天宮良さん、階下の住人を渡辺徹さん、ミシェルの妻の親友を加藤忍さん、ミシェルの息子のはずが実は…という複雑な役どころを演じるのは中村龍介さん、そしてリフォーム工事に失敗して部屋を水浸しにしてしまう業者を新大久保鷹さんという配役で、大いに笑わせてくれるだけでなく、ホロリとさせられ、気持ちがほっこりと温かくなる、これぞカトケンワールド、と嬉しくなってしまうような作品。とっても楽しく素晴らしい舞台だっただけに、千秋楽だというのに満席にならなかったのが残念。以前は千秋楽でなくても席が足りずに通路の階段に座布団を並べるぐらいだったのになぁ。加藤さんがテレビや映画にほとんど出ていらっしゃらないから、新しいファンが増えないのかなぁ。もったいないわー。
本多劇場にはもう20年以上も通っているのに、駅と劇場のごく周辺しか歩かないから下北沢という街にはなかなか慣れなくて、行きつけの店というのがまったくないので、まっすぐ駅へ。自宅の最寄り駅に着いてから、アリオに直行し、上島珈琲店で昨日借りてきた「理由」を読み始める。
斎藤さんの Salone に間に合うように帰宅。聴きながら、手織を進める。仕事が途切れていても、なかなかゆっくりとはいかないわー(好きなことばかりで忙しいんだから自業自得なんだけど)。