まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992016-01-05

毎月恒例、手織教室の施設予約の抽選会のため、7時半に起き、8時半のバスに乗る。4月分の予約もスムーズに完了。

以前は抽選会のあとにはサブウェイが定番だったのだけれど、今日は、上島珈琲店と同じプレシャスカードが使える珈琲館へ。野菜たっぷりでパンもついてくる「贅たくさんサラダ」にしてみた。「贅沢」と「たくさん」をかけたネーミングらしいけども、誤記かと思ったよん。

昨日は途中で挫折してしまった「スクラップ・アンド・ビルド」を読了。口では「死にたい」と繰り返しながら、いざとなると生への執着を見せる祖父の姿は、私の伯母もそうだったから、とてもリアルに映った。家族による介護の問題を明るいタッチで描いていて、主人公の健斗は無職で就活もうまくいかない状態ながらやけに前向き。この彼に共感できれば読後感も違ったかなぁ。私は最後まで共感できるところがなくて、入り込めずに終わってしまった。残念。

帰宅してひと息ついて、喪服に着替える。もう1月なのに暖かく、3月下旬の陽気らしい。コートはいらないぐらい。でも電車での移動を考え、やっぱりコートを着込み、4時近くのバスで駅へ。途中でお腹がグー。朝に食べたきり。幸い時間に余裕があるので、北千住のスタバでホットサラダラップ。

東武線で春日部へ。今月で母が亡くなってから丸30年になるのだけれど、かつては春日部からタクシーで母が入院する病院に通っていた。30年ぶりに春日部からタクシーに乗り、東武レクイエムへ、と行き先を告げる。

斎場に着いたのは5時半前で、まだ同級生の姿はななく、他に知る人がいないので落ち着かない。しばらく待つうち、ひとり、ふたりと集まり始め、喪主である同級生も加わり、亡くなったお父さまの最期の様子を話してくれた。入所していた施設から外泊で自宅に戻り、好物を食べ、楽しそうに過ごしたあと、30日に容態が悪くなり、病みついたのはわずか2日で、「親父もきっと満足していると思う」と。ご家族がそう思えるのはなによりなこと。

お焼香と精進落としを終え、それぞれ来た時と同じように車に分乗して解散。同じ都内組の同級生が車で来ていて、私を自宅まで送ってくれた。8時前に帰宅。

1時間遅れで本田さんの Salone を聴き始めたら、今日は OTTAVA の新年会だったそうで、林田さん、ゲレンさん、斎藤さんが次々にゲストで登場。林田さんは酒豪でいらっしゃるのか、ほとんど酔いを感じさせないいつもどおりの語り口だったけれど、斎藤さんはかなり陽気になっていて、ゲレンさんはすでに呂律が回っていなくて、最後のほうはもう大変。ひとりシラフの本田さんが自らを「猛獣使い」と言うぐらい。ただ、酔ってはいても、というか酔っているからこそなのか、それぞれの OTTAVA に対する熱意のようなものがビンビンと伝わってきて、お通夜のあとに、たっぷり元気をもらった気分。

ハチャメチャで楽しいトークを聴きながら、「バウンド織り」の整経を始める。麻糸126本を1メートル強、綾にして測り終えたところまで。早起きしたから眠〜い。おやすみなさい☆