まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-12-25

今年最後の「観る」は歌舞伎座。最初の幕は「源平布引滝」から「義賢最期」。この場面はここ数年、愛之助の義賢でしか観たことないような…と思って調べてみたら、最近の6公演中5回も愛之助で、海老蔵が1回だけ。ちょっと出しすぎなんじゃ? 梅枝の小万、尾上右近の待宵姫、笑三郎の葵御前がそれぞれに適役。亀三郎の奴折平が新鮮。

新作の「幻武蔵」がとても良かった。森山治男作、玉三郎が演出をし、自身も淀君の霊を演じる。剣豪宮本武蔵が妖怪退治を依頼され、「天守物語」の舞台でもある姫路城の天守閣を訪れ、様々な霊や地主神、自らの幻が現れては消える中、自分自身と対峙する。獅童の武蔵がなかなか凛々しく、「天守物語」さながらの幻想的な世界が広がる。再演希望。

昼の部のキリは海老玉コンビの「二人椀久」。とっても美しかったけど、途中でちょっと意識が飛んだような… ^^;

まっすぐ帰宅。夕べ送った訳文へのコメントを反映させたものをベースに、続きの和訳を進める。斎藤さんの Salone で今後の OTTAVA についていくつか発表があり、仕事の手を止め、じっくり聴く。無料のオンデマンド放送は年内で終了し、1月以降はニコニコ動画OTTAVAチャンネルでのみ発信。やっぱりそうなっちゃうのかぁ。ニコ動というメディアがイマイチ好きになれなくて、今のところまだ未加入なんだけど、いよいよ加入せざるを得ないのねん。さらにナクソスとはパートナー関係を維持しつつ独立し、千代田区一番町にオフィスを移転。同じ場所にスタジオも新設するという。相当な費用がかかるんだろうなぁ。これまでにリスナーからのサポーターシップ制度で集まった資金は4百万ちょっと。少々の出資では焼け石に水だろうけど…と思いつつ、2回目の出資を申し込んでみる。

Salone が終わったところで再び仕事を中断。土曜日の絵の教室用に、チーズとブラックペッパーのケーキを焼く。翌日以降のほうが味がなじむとレシピに書いてあったので。レシピはパウンドケーキ用なのをカップケーキに変更。粉チーズを丸々1本使うところ、ちょっと使いかけで7グラムぐらい足りなかったので、スライスチーズを小さく切ってトッピングしてみた。甘くないケーキ。冷めたところで1つずつラッピング。美味しいといいんだけど。

仕事再開。すでにレビューしてもらった箇所以外に、何度も出てくる段落が2つあるので、それも先にレビューしてもらったほうが効率的と判断し、メールでその段落の英文と和文を送信。10頁あるうち、ちょうど半分終わった。やっぱり年内に終わりそう♪