まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-10-25

追加の15か国分、受注できるかどうか、確認の連絡。ちょっと考えさせてほしい、と時間をもらった。仕事なんだから、とは思っても、やっぱり簡単には引き受けられないから。

歌舞伎座の夜の部に向かい、地下の木挽町広場で、コンブリオのリスナーさんとバッタリ。

義経千本桜」の後半。前半の「鳥居前」で静を演じた梅枝が若衆に転じ、小金吾として討死にを遂げる。仁左衛門の権太と秀太郎の女房小せんの情愛あふれる様子がとってもいい。続く「鮨屋」では孝太郎のお里に我當の梶原で、松島屋勢ぞろい。

江戸風と上方風の違いなのか、細やかな演出が要所要所で印象に残り、客席で涙を拭う人多数。仁左衛門の権太はいいなぁ。とってもいいなぁ。来月以降は肩の手術のために休演とのこと。大事にしてほしい。

筋書を買うのをやめてしまったし、事前に配役を調べることもしなかったので、「四の切」が始まる前に、さて狐は誰かしらん、と白紙の状態。「音羽屋!」と声がかかっても、パパかな? 息子かな? 果たしてパパのご登場。若々しい音羽屋も古希をすぎているから、世代代わりもあるかな、と思ったんだけども。動きが激しく体力的に相当消耗する役なのに、まったく年齢を感じさせない。さすがだわー。

このところ若手の舞台が多かったけど、やっぱり円熟の芸って素晴らしいなぁ。今月の舞台であらためて実感。

なんだこりゃ、な今日の写真は、夜のエントランスホール。大規模修繕、まっただなか、という1枚 ^^;