まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-11-11

1並びの日。6つも並ぶのはなかなかないよね〜。

無理やり仕事を前倒しに片付け、METライブビューイングに備えてしっかり睡眠をとり、今日はまず東劇の窓口でチケットを確保してから、日比谷線学芸大学に移動して I さんの人形教室の作品展を見て、そのあと東劇に戻るつもりでいた。11時すぎに起きて1時ぐらいに家を出れば余裕だな、とスケジューリングもバッチリ。

… だったはずなのに、目が覚めたらアラームの音がしていなくて、枕元の時計を見ると、な〜んともう午後3時すぎ! 9時半ぐらいに一度目が覚めて、昨日の案件が気になってメールだけチェックしてまた寝たんだけど、そのときにアラーム切っちゃったのかなぁ。

仕方がない。人形展はとりあえずパスだ。日曜日までだから大丈夫。バタバタと身支度をして東銀座へ。

東劇のMETライブビューイング新シリーズ第1作「アンナ・ボレーナ」は今日が最終日とあって窓口はすでに数人待ち。普段よりだいぶ前のほうの中央通路側の席を確保し、しばしスタバへ。あんまり食べすぎると眠くなっちゃうから、スタバのサンドイッチぐらいでちょうどいい。

6時半の開演に合わせて東劇に戻ると、窓口には列ができていた。コンブリオでも他の作品以上に反響の大きい作品だから、期待が高まる。

ヘンリー8世の2番目の妻アン・ブーリンをモデルにしたドニゼッティの作品で、タイトルロールを名前も同じアンナ・ネトレプコが演じる。これがまぁ、評判にたがわず素晴らしいこと! 無理して観に来てよかったぁ。王様も、自分が他の女性、しかも妻の女官に心を移しておきながら、カトリックでは離婚を認めないため、妻の不倫をでっち上げて教会の力で結婚を無効にし、妻を斬首にしてしまうという自己中もいいところなのに、自分に近づいてくる女性はすべて王冠が目当てで真の自分を愛しているわけではないと思うがゆえの苛立ちが伝わってくる。女官の名前が字幕では「セイモー」となっていたけれど、聴こえてくるのは「シモーヌ」で、そのほうが自然だったような。他にも今回は、字幕にちょっと疑問のところがあった。イタリア語だから分からないんだけど、日本語だけ読んでいても、別の表現のほうがいいんじゃないかと思ったり。これはもう、すっかり職業病。

残念だったのは、ひとつおいて隣の席のオバサンが上演中もずっと何かを食べているみたいで、ガサゴソ音を立て続けていたこと。すっごい迷惑!

終演後、コンブリオのリスナーさんが声をかけてくれた。きっと誰かしら来ているに違いないと期待していたので、嬉しかった。駅までご一緒し、日付が変わるちょっと前に帰宅。

ひと息ついてから、ケーキを焼く。ものすっごく久しぶり。レシピはすでに決めてあった。塩キャラメルのパウンドケーキ。レシピの3倍量で3つ焼くはずが、型に2つ分にも足りないぐらい。型のサイズもほぼレシピの指定どおりなんだけどなぁ。紙の型だと広がってたくさん入っちゃうのかも知れない。幸い材料に余裕があったので急いで生地を作り足し、無事に3つ焼き上がった。美味しく焼けていますように!