まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-10-26

午前2時すぎに送った訳文の確認メールが朝6時すぎに届いていた。早起きだなぁ。というか、起きてすぐ(かどうかは分からないけど、こんな早朝から)メールをチェックしているのがすごい。だって平日だよ。オフィスに着いてから、というのが普通なのに。

昨日の劇場ハシゴに続き、今日から3日続けてそれぞれ別の劇場へ。そのために夕べはしっかり睡眠をとった。演舞場の昼の部はちょっと危なかったけど、今日の夜の部は大丈夫 … なはず。

というのも、夜の部は「當世流小栗判官」の通し上演。猿之助が手がけたスピーディー&スペクタクルな物語なので、睡魔なんか近寄るヒマもないはず。そうじゃないと面白くない。そんな勝手な期待に亀治郎はしっかり応えてくれた。猿之助が舞台から遠ざかってしまった今、一時期は父段四郎とともに猿之助のもとを離れていた亀治郎が確かに猿之助の思いを受け止め、引き継いで、十分に魅力的な舞台を見せてくれたことをとても頼もしく思った。顔もどんどん似てきた気がするし、台詞なんかもう目をつぶって聴けば猿之助本人かと思うぐらい。その反面、猿之助と大きく違うのは女形も可憐なことで、血みどろの浪七もお嬢様のお駒も本役でできてしまうところが亀治郎の強み。

段四郎が病気休演で代役右近。段四郎さん、心配。

アドリブ自由な橋蔵という役で獅童が受けに受けていた。昼の部の太助といい、今月の獅童は大人気。

演舞場は今日が千秋楽だったこともあり、幕切れにドサリと降った雪の量がはんぱなく、客席の前から3列目ぐらいまで降りかかるほどだったから、最前列ほぼど真ん中の私は雪まみれ。もちろん雪といっても実際は紙吹雪で、長い髪にまとわりついて取るのが大変。「あらあら大変」と隣りのオバサンが払ってくれた。幕が降りても拍手が鳴り止まず、カーテンコールではスタンディングオーベーション。亀ちゃん、ちょっと感極まっていたみたい。

終演後にスマフォの電源を入れると、もうしばらく前に今後翻訳をお願いしたいと連絡があったきりナシのつぶてだった先生から、いよいよ来月前半に依頼をしたいとのメール。でもまだ書類ができていないそうで、あくまでも予定。さて、どうなりますことやら。

明日も芝居だからよ〜く寝ないとっ♪