まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992011-10-10

朝イチで飛び込んできた中村芝翫さん逝去のニュース。このところ病気休演が多くて気がかりではあったけれど、まだまだ元気なお姿を見せて下さると信じていたのに…。これでもう、その姿があるだけで舞台が締まり、芝居の格が上がるような女形さんはいなくなってしまったねぇ。三田寛子さんが「出来損ないの嫁で」と泣きながら言っていたけれど、あの世界に嫁いで男の子ばかり3人も生んでしっかり歌舞伎役者に育てているのだから胸を張っていいのに。

今日は中学時代の同期会の打ち合わせで、午後3時に町立の施設で集合。遠い昔、成人式の会場だった場所で、足を踏み入れるのはそれ以来まだ2度目。長い歳月の間に施設の様子も変わったのか、まったく見覚えがなく初めての場所みたい。屋内のフリースペースに十数人が集まり、当日の流れや先生方へのお車代をどうするかなどこまごまとしたことを打合せたあと、同期会の会場となる店の下見にぞろぞろと全員で向かう。ここも私には初めての場所で、「きっとあそこだな」とあたりをつけていた店とはまったく別方向だった。この下見がなかったら当日、場所を間違えていたかも (^_^;)

川沿いの店で、たしか反対岸に鯉のお店があって、よく母親に頼まれて鯉の洗いや鯉こくの材料を買いに行ったんだけど、どの辺だったかなぁ、と見渡してみたけれど分からなかった。何十年も経っているものねぇ。

テーブルの配列や受付の場所、司会の立ち位置などをお店の人と話し合いながら決める。鰻がメインの和食の店なので、店長さんからテーブルを使わずに畳に座る形式の提案もあったのだけれど、3〜4時間とそこそこ長い時間ずっとだから、テーブルのほうが楽だよねぇ、と全員一致。

打ち合わせが一段落したので、行きつけの店へ全員で移動。あいにくお座敷は予約が入っていて、小さな店のカウンターとテーブル席をうめつくし、やんややんやの大騒ぎ。いつもなら終電近くまでなだれ込むのに、たまたま夕べも遅くまで飲んでいた連中がいた関係で、めずらしく8時すぎの早い時間にお開き。そのあと例によってカラオケへ流れるグループもいて、私もぜひにと誘われたけど、なんかもう今日に限らず最近はカラオケってなぜか気乗りしなくて、そのまま帰宅。たまにはいいっしょ。

次にみんなに会うのはもう同期会の当日なのよねぇ。幹事の女性軍のうちひとりが着物を着てくると言い、私にもって言うんだけど、同期会の後も間違いなく飲むことを考えるとねぇ…。何を着ていくか、当日まで迷いそう〜。