まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-09-04

行くときは行くのよ。スポーツクラブ。2連チャン。でも残念ながら3連チャンはしたくてもできない。プール会員は日曜日アウトだし月曜日は休館だから、火曜日までオアズケ。

泳ぐ前の栄養補給は今日もミルサーで、昨日のレシピに氷をプラス。バナナにヨーグルト、アーモンドとプルーンに生姜シロップ。このレシピ、鉄壁かも。

帰りに寄ったスタバで今野敏「海に消えた神々」を読み終え、その場で感想も専用のノートに書いた。これで今野さん57冊目。前作「神々の遺品」も読んだのに、この日記ではうっかりスルーしてしまった。2作とも面白い。神なるものとそれをめぐる様々な伝承に隠された真実。それだけでひとつのジャンルになっていそうな神秘的なフィールドを小説にうまく取り込んでいる。幾何学として伝承されてきた警告。ムー大陸をめぐる論議。こういう話題にそれほど興味があるわけではないはずなのにぐいぐい引き込まれてしまう。特に面白いと思ったのは海底遺跡と竜宮城についてふれている箇所。かぐや姫伝説を宇宙船の飛来と結びつける作品は他にもあるし、鬼の伝承も元は渡来人という説も見聞きしたことがある。でも浦島伝説の竜宮城がかつて地上で栄えた文明が大洪水により海底に沈んだものを示しているという説は初めて。昔話とかお伽話とかいう類のものに人類の長い歴史の間に伝えられてきた叡智が秘められていると解釈することは決して非合理的ではないと思う。この種の話を論説として展開するのでなく、あくまで小説のモチーフとしての扱いで、その小説そのものがとびきり面白いのだから、やっぱり今野さんってすごいと思うなぁ。

次の仕事の波がいつ来てくれるか分からないけど、とりあえずこの週末は何もなさそうだから、少しでも手織りの宿題を進めておこうかと。

で、始めてみたんだけどもね、太い毛糸じゃなくコットンなんだけど、それでもやっぱり暑いのよ〜! 横糸をグルグル巻いた杼(ヒ)というプラスチックの道具がもうそれ自体が熱を発してるんじゃないかと思うぐらいに暑く感じる。織り地をさわるだけで汗ばむ気がする。せっかくリビングにいい風が吹き抜けているのに、糸にふれる手が暑い!

… と悶々としながらも、ましゃのラジオに続いてロケショが終わるまで織り続け、だいぶ進んだ。マフラーだから長くてなかなかゴールが見えない。いくらコットンでも、場所によっては体温より気温の方が高いようなこの酷暑にマフラーを織るのは厳しいわぁ。