まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-08-25

夜なべ仕事のあと午前6時ちょっと前に寝て、どうしても4時間サイクルから抜けられずに、無理に二度寝をしてなんとかプラス2時間弱。でもあんまり熟睡できなかったような…。

午後3時すぎに家を出て、北千住のスタバで夕べひととおり終わった和訳の見直し。ギリギリの5時すぎまで作業を続け、東銀座へ向かう。

2月の「カルメン」が初体験だったメトロポリタンオペラのライブビューイング。今日の「魔笛」が12本目。他にも何本かBSで観た作品もある。オッターヴァで紹介されたのがきっかけで、どっぷりはまってしまったねぇ。

この暑さで印刷が薄れてしまったチケットで、東劇の窓口で裏にサインはしてもらたものの、それからさらに薄れてすでに印刷がないも同然の状態なので、念のためまだかろうじて読めるうちに取ったコピーも持参した。でも幸い、サインをしてくれた本人が窓口にいてくれたのでスムーズに入場。

今回の「魔笛」は珍しい英語版で、なんだか不思議な体験。これまでに観てきたドイツ語やイタリア語などの作品は、言葉が分からないので歌詞と音楽が完全に一体化していたのに、なまじ英語だと聴き取れるものだから、意識がそちらにいってしまい、音楽から離れて歌詞が言葉として浮き上がってしまい、それがかえって邪魔に感じられた。分かったほうがいいはずなのに、違和感のほうが強いんだもの。なんというか、オペラじゃなくてミュージカルに近づいてしまうような(と書きつつ、オペラとミュージカルの違いって? ときかれるとうまく説明できないんだけど)。それでもとっても楽しい作品だった。オッターヴァのおかげでいかにもモーツァルトらしいと感じる音楽に彩られ、視覚的にも楽しい舞台。夜の女王のアリアやパパゲーノ&パパゲーナの「パパパ」など、オッターヴァで何度も聴いたことがある曲を実際に物語の中で聴くことができ、これからはまたオッターヴァでかかるたびに舞台の情景が浮かびそう。帰り道、日比谷線が出たばかりで人の少ないホームで、思わず夜の女王のアリアの一部を口ずさんでしまった。耳に残るのよね〜。

7時開演9時終演と短かったので、帰りもスタバによって訳文の見直しを少し。

帰宅してひと息ついたら、もう日付が変わっているのにメールの着信。先日の大変だった大型案件の続きを依頼したいと。でもでも、すでに受けてしまった次の案件と納期が同じ。キャパを超えている〜 (T_T)