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今夜はリハビリ睡眠、とここで宣言をして、寝る前にベッドの中でも寝不足が続いていたのだからゆっくり寝るんだからね、と自分に言い聞かせたのに、聞き分けが悪いったら。やっぱり４時間弱で目が覚めてしまう。無理やり二度寝をしても１時間前後でまた目がパッチリ。この体質、忙しい時は助かるんだけど、余裕ができてもなかなかクールダウンしてくれないのが困りもの。

不思議なもので、仕事の波がちょっと上向いたと思ったら、ここ何年もご無沙汰、というかもうご縁が切れてしまったとばかり思っていた某社からも依頼が舞い込んできて、急ぎだというから今は無理、とガッカリしながらファイルを開いてみたら２ページの短いものだったので、それなら週末になんとかなるはず、とお引き受けした。たかが２ページ、されど２ページ。以前に手がけた案件と連携していて、その「以前」がもう何年も前だから、その時の資料を引っ張り出して記憶を呼び起こしてからでないとスタートできない。こういう時にもＰＣってありがたいなぁ、と今更ながらに思う。翻訳を始めたばかりの頃はすべて紙の書類だったから、案件別のファイルを整理するのも検索するのも本当に大変な作業だった。それが今では、キーワードを入力すればそのキーワードが含まれているファイルが瞬時にリストアップされ、クリックひとつで開けるんだもの。すごいわぁ。

復習が済めば作業は簡単。問題なく和訳を終えて、ほどなく送信。よしよし。

仕事が片付いたところで、手織りの整経作業。スウェディッシュレースの夏用マフラーで、綿か麻を１色で、という指定。夏にマフラー？　冷房対策か？　迷った末に、ブルーの混じりのコットンにしてみた。混じりが柄の邪魔になるかなぁ。逆に面白い効果が出てくれるといいんだけど。

製経をしながら「龍馬伝」。大泉洋が演じる長次郎の旅立ち。ドラマの中では自ら死を選んだことになっていたけれど、史実では龍馬が薩長同盟のために京都に赴いている間に社中の隊士から切腹を強要されたとのこと。イギリスへの船が悪天候に阻まれることなく出航できていれば、あるいは明るい未来が待っていたかもしれないのにねぇ。

明日は久しぶりに国立劇場。今夜こそよく寝ないと！