まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-05-18

そういえばちょっと前にとあるクライアントから見積依頼があって、すぐに返信したのにそれっきりナシのつぶて。キャンセルするにしたって連絡だけはくれないと、宙ぶらりんで困っちゃう。ずっとほったらかしで急にやれって言われても無理だし。

… と手帳の記録を見ながら考えているところへ、まったくの別口から新しい案件の依頼。古巣のオフィスの先生で、ずいぶんお久しぶり。見積は不要ですぐにでもスタートできるのはありがたい。でも送られてきたファイルを開いてビックリ。なんじゃこの細かさは! PDFファイルで、200%近くまで拡大しないと読みにくいのに、左右の余白も5ミリ程度しかなく、画面ギリギリまで拡大しても117%が限界。それでもワードの6ポイントぐらい。目をこらせばなんとか読める程度。試しにテキスト認識させてOCRで読み込んでみたものの、細かい上に文字がかすれているから認識しようがないらしく、出力するとメチャクチャ。う〜む。そのまま印刷するとどうにも判読不能で、画面ギリギリまで拡大した状態でキャプチャして、上下半分ずつをA4横で印刷すると、PCの画面がA4とほぼ同じサイズだから、画面表示とほぼ同じ状態で印刷される。さらにその半分ずつキャプチャしてA3サイズに貼り付けることも考えたけど、それじゃあ作業がしにくい。どうしたものかなぁ … と考えあぐねているうち、タイムリミット。

テレビのコンサート中継では何度となく観たことがあるN響の演奏会を初体験。地図を見る限り自転車でも行けそうな距離なんだけど、方向音痴の私には無謀なので自宅の最寄駅からバスに乗り、十数分でホールの正面に到着。便利だわぁ。青空を背にそびえ立つモーツァルトの像にごあいさつ♪

開場まで時間があったのでコーヒーでも、と施設内の喫茶店を探して行ってみると、オジサンがひとりだけでてんてこ舞いしていて、コーヒーが出てくるまで15分も待たされた。なんだかなぁ。もう次からは開場ギリギリに来るようにしようっと。

演奏は素晴らしかった! 「ベスト・クラシック」というタイトル通り私でも知っている曲ばかりで、ロッシーニの歌劇「ウィリアム・テル」序曲で威勢よくスタートし、中央にピアノが運ばれてきて横山幸雄さんをゲストに迎え、ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」の華麗な演奏。横山さんはこの曲だけの出演で、休憩の間にピアノは片付けられ、最後はドヴォルザーク交響曲第9番「新世界から」で大いに盛り上がった。ローカルなホールだからコンブリオのリスナーさんらしき人との出会いはかなわなかったけれど、こんな近場でこんな演奏を楽しめるとは、とこれまでこのホールに足を踏み入れたことすらなかったことが今さらながらに悔やまれる。

8時半すぎの終演後、ゆっくり余韻にひたっていたいところだけれど、残念ながら仕事が待っている。急いで帰らなくちゃ、と反対方向のバス停へ … と思ったら見つからない! なんでないの? ないわけないよねぇ、と道路の反対側をしばらく歩いてみたものの、他にも同じ方向に帰る人がいそうなものなのに、とうとうバス停を見つけられなくて、仕方なく京成線の駅に向かう人の列に加わる。ホールへの行き方だけ調べて帰りのことは頭になかったなんて、いかにも私のやりそうなことだねぇ。

距離的には近いのに、京成線の駅から電車で帰るとものすごく遠回りになってしまう。それにこの駅のバス停も駅からちょっと離れてるんだけど、去年のフィンランド旅行の帰り、成田で乗った京成線からこの駅でバスに乗り換えたから、この駅のバス停は大丈夫。無事に帰れた (^^ゞ

それからが大変。結局、画面の幅ギリギリに表示させた状態で、どうしても読めないところはその部分だけ拡大しながら作業することにした。コンブリオのオンデマンドをBGMにして、目が痛くなるような書類と格闘。いいかげん疲れてふと窓の外を見ると、もうすっかり明るくなっている。ふぅ〜。今日はここまで〜!