まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

織りながら

ほとんど織り機の前から離れることなく織り続けながら、テレビを見たりラジオを聴いたり。夜8時からはテレ朝の「さよならが言えなくて」を見た。「夜回り先生」こと水谷修氏の役を寺脇康文。子供は本質的に善であり悪くなるのは大人や社会の影響だとする先生の説には批判もあるようだけれど、まず受け入れるところから始めないと頑なに閉じた心が開くはずはなく、悪だと決めつけてしまったら受け入れることなどできるはずはない。難しいのは、ドラマでも描かれていたように、受け入れる結果、甘えさせてはいけないということ。それではいつまでも自立できない。

録画したきりになっていた「だまし絵歌麿」もやっと見ることができた。水谷豊の時代劇。あ、たまたま「相棒」の2人の別々のドラマを続けて見る結果になっていたのね。特命係を敵対視している内村警視長役の片桐さんがこの時代劇では手代として殺されてしまうし、官房長役の岸辺さんは蔦屋重三郎だし。同心の仙波を演じるのは橋之助。原作のイメージはもうちょっと渋いんだけどなぁ。原作では老父と暮らしているところ、ドラマでは老父を母に替え、市原悦子。女性の少ないドラマだから効果的。もうひとつ原作にはない、いかにもテレビ的なトリックが出てきて、これもなかなか面白かった。