まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

塩焼き

maru992009-05-23

ゆっくり起きて、髪を洗ってまだバスローブのままでいる時に、玄関のチャイムがピンポ〜ン。まぁいいか、とそのままの格好で出てしまう。届いたのはフィンランド旅行の詳しい資料一式。集合時間とか保険関係とかラゲージタグとか現地の情報とか、それからムーミンワールドの地図! これがメッチャかわいいの。まだまだ先だと思っていたのに、もうすぐなのねぇ。

ケーキがないので荷物はらくらく。いつもどおり2時半すぎに家を出て、大泉学園に向かう。到着すると、先生がかわいらしい女性を連れて、玄関の前で I さんと談笑中。武蔵美で先生の隣りのアトリエを使っている院生の友人だそうで、見学にいらしたとのこと。来日後2年めに入ったばかりで、日本語での会話はまだ片言なんだけど、子供のような笑顔がとっても魅力的。作品の写真があるというので見せてもらったら透明感のある素晴らしい風景画で、私なんかとはレベルが大違い。次回から彼女も加わることになった。彼女と先生の会話は韓国語。内容が分からないのが残念だけど、リズム感があって耳に心地よい。少しずつコミュニケーションできるといいなぁ。

もう大詰めのはずなのになかなか終わらない軽井沢の絵。今日はひたすら路面の部分を描いていた。人物の周囲を明るくしたことでハイライト効果が出たのは良かったんだけど、それ以外の部分に塗り重ねた色が不適切だったみたいで…。う〜む、うまくいかないわ〜。

マスクが軒並み売切れの状況の中、空港や飛行機の中ではマスクをしていた方がいいだろうから、とWさんが買い置きしてあったという立体型のマスクを持って来て下さった。花粉用って書いてあるけど、機能はたいして変わらないよね。それに旅行社からの通知によれば、フィンランドでも感染者が2人いたけれどとうに快復していて、最近ではインフルエンザの報道などまったくなされていないとのこと。心配なさそうでよかった。

終了後はいつもどおり和食を頂く。鴨のローストに始まり、お刺身は芝海老、大トロ、目の前で殻から出したばかりの新鮮な貝に、アイナメに角切りの山芋を添えて。ほうれん草のお団子を蒸したあんかけはやさしい味。前回、アユの塩焼きにベストなタデ酢がなくて木の芽酢で間に合わせたから、と再びアユがタデ酢と一緒に登場。私はタデ酢でも木の芽酢でもいっこうに構わないんだけど、こだわる人には違うらしい。何年か前に I さんWさんと米沢にご一緒した際に I さんが買ったウコギの苗木がお店の裏で大きく育ったそうで、その葉っぱをその場で摘んで天ぷらに。贅沢だなぁ。これがまた美味しいの。いかにも自然の恵みという感じ。メインのお肉も、いい肉だからこそここまでレアにできる、とほとんど表面をあぶった程度で、口に入れるととろけちゃう。デザートの葛餅もペロリ。今日も美味しゅうございました。ひとつひとつ全部写真を撮った中で、迷った末にアユさんを。

帰宅後はお風呂でのんびり。明日は歌舞伎座だから早寝しますぅ。