まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

悲しき残骸

maru992009-05-04

みどりの日、ですってよ。なじまないわ〜。

昼すぎから NHK の BS で、久々にオードリー・ヘップバーンの映画を2本。「おしゃれ泥棒」 と 「昼下がりの情事」。どちらも2〜3回は見てるんじゃないかと思うんだけど、何度目でも見飽きることがない。やっぱりオードリーって魅力的だなぁ。

夜には邦画を2本。WOWOW の 「KIDS」 と、録画してあった 「アフタースクール」。KIDS は切なかった。不思議な能力云々は別として、どんな親でも、親からどんな仕打ちを受けても、子供はなお親を求める。小池徹平クン、かわいいだけかと思っていたけどそうじゃなかった。玉木宏はとにかくいろいろ出ているねぇ。旬の人、という感じ。

「アフタースクール」 は期待度が高すぎちゃったかなぁ。どんでん返しは 「そうくるかぁ」 と思わせるものがあったけど、それまでの描き方が単調すぎるというか、なんかこう、見ていて気持ちが高まるところがなかった。佐々木蔵之助ってやっぱりマジメな人の方が似合うと思う。

… とこうあれこれ見ながら手織の宿題を進めていたのだけれど、やっぱり2種類の糸の素材が違うのがまずかったようで、1往復の高さに差があるのを櫛で無理やりギュッギュッとつめるものだから、縦糸に無理がかかって切れてしまった。横糸は簡単につぐことができるのだけれど、縦糸はそうはいかない。切れた1本をつないでも、全体に無理がかかているから次々に切れ始め、もう泣きそうになりながら必死で織り続けているうち、縦糸に気をとられ、横糸の幅が狭まってしまった。ほどいて直そうとすればさらに縦糸に無理がかかる。しかも2種類の糸のひとつが毛羽立って、その毛羽が別の糸の方に飛び出してきて、まるで綿ほこりのようで汚くなってきちゃった。あ〜ん、もうダメ。これ以上続けても満足のいくものにはなりようがない。はぁぁ〜、と大きなため息をついた後、思い切ってバチバチッと縦糸にハサミを入れる。別の糸でやり直し〜。

一番最適なのはエジプト綿ということだった。でもエジプト綿って普通には手に入らないんだよねぇ。大手の手芸店だけじゃなくネットでも販売されていない。浅草橋に小売もしてくれる問屋があるようなんだけど、それ以外に入手の手段がないのが厳しい。手持ちの綿の糸の中から、1つは白に決め、もう1色はさんざん悩んだ末、コットンソフトのモスグレーをチョイス。ほんのちょっと白より細いけど、最初の2種類ほど素材が違わないから、これならきっとうまくいくはず。

80cm、250本の縦糸を図り直して張る作業に全部で5時間近く。その間に大橋さんのデイブレイクも終わってしまった。織り始めるのは明日から。今度こそうまくいってくれますように!