まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

大ポカケーキ

maru992009-03-21

昼近くまで寝てしまい、絵筆やらなんやらバッグにつめて身支度をしていたら、あれれ、パスケースがないないな〜い! 昨日いつもどおりに Suica を使って帰ってきたんだから、昨日のバッグか上着のポケットにあるはずなのに、どこへ行っちゃったんだろう。あちこち探しているうちに、もう家を出ないと間に合わない時間。仕方がない。パスケースを忘れた時のために用意した予備の Suica を使おう。急げ、急げ。

… と出だしからポカをして、まったくもう〜、と自分にツッコミを入れながら駅に向かう途中、ふと頭をよぎった言葉がある。「次回まで少し間があくのね」 そう、確かに前回、油絵の教室が終わって駅で別れる時にWさんはそう言った。でも前回からそんなに間があいた感じがしない。歩きながら手帳を取り出してスケジュール表を確認すると、いつもどおり第1・第3土曜日に油絵と書いてある。でもでも、Wさんは確かにそう言ったんだよなぁ。この記憶の方が自分で書いた文字より確かな気がする。とっちらかってて恥ずかしいけど確認してみよう、とまず I さんに電話を入れてみた。留守電。じゃあWさん。こっちも留守電。あうう。そうこうしているうちに駅に着いてしまった。ああどうしよう。でももし本当に今日が油絵だったらこのまま行かないと遅刻してしまう。仕方なく改札を抜けホームへのエスカレータを上がっている最中にWさんからコールバック。よかったぁ。「来週 … だと思って家にいるんだけど」 とWさん。じゃあやっぱり私の間違いかぁ。「念のためお店にかけてみるね」 とWさんが和食のお店を任されているK君に電話してくれて、油絵の教室は今日じゃなく来週であることが確認できた。く〜っ! どうして夕べケーキを焼く前に気がつかないかなぁ。気の毒がりながら笑いをこらえきれないWさん。はずかしい〜!

入れ替わりで I さんも電話をくれて、事情を説明したら、「じゃあケーキは冷凍しておけば?」 と仰る。Wさんにもそう言われたんだよね。でもどうしたって味は落ちるだろうから気が進まない。せっかく駅のホームにいることだし、前々からケーキをリクエストされている着物のお店に届けちゃおう。

どうしてこうなっちゃうかねぇ。図らずもサプライズプレゼントとなったケーキは喜んでもらえたけど、私ってやつはまったくもう〜。とりあえず他人様に迷惑をかけるポカではなかったからいいようなものの、自分で自分に呆れるわぁ。前々から知ってる 「店長代理」 が4月から晴れて店長に昇格することをきいたばかり。とはいえお祝いのケーキというには抹茶小豆は渋すぎる。レシピどおりの焼き時間で中まで火が通らずに時間延長を繰り返したから焼き加減が心配だったんだけど、「ふわふわで美味しゅうございました」 とメールをもらった。「またよろしく」 って、こんなポカはもうしないからっ!

そんなわけで、ただでさえ連休で混んでるマルイとルミネに2日続けて行くハメになり、人ごみを歩いてどっと疲れた。帰宅後はちまちまとメビウス編みにはまる。楽しいけど、肩にこたえるぅ。