まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

織り機をたたんだところ

maru992009-02-21

9時間近くたっぷり寝たのだけれど、へんてこな頭痛がまだ治っていない。というか、これ、頭痛なのか? 偏頭痛だって敏感肌みたいにピリピリなんてしないよねぇ。緑内障がまだ疑いの段階だった時に頭の MRI を撮って異常なしだったから、大変な病気の心配はないはずなんだけど。

手織教室の宿題は自主的に2枚目を織り上げたところまでで、次の課題の糸を張る作業が残っている。次はワッフル織りで、濃淡の中細を3色という指定だったから、ブルーのグラデーションになるよう3色の毛糸を用意した。ABCの3色をA3本C1本B3本C1本の繰り返しで合計123本、180cm。以前は奇数で色を変える時には糸の上下を決める綾の部分にちょっと複雑な手順が必要だったのだけれど、綜絖装置がついてから、糸の上下は綾でなくレバー操作で決まるのだから、そもそも綾にする必要はないんじゃないかと思いながら、質問しないまま今日に至っている。それで今回の奇数整経は、以前の複雑な手順を勝手に省いてみた。ドキドキ。さて結果は? 大正解〜♪ 

でも最後までスムーズにはいかなかった。180cm123本をギリギリまで巻き取った後、1本1本を長(おさ)と呼ばれる部品の溝に通していく作業の途中で、3本ずつのAとBが4本ずつある代わりに1本ずつのCが2か所で抜けていることが判明。総数は合っていたので気づかなかった。反対側に巻き直して不要な糸を抜き取り足りない糸を継ぎ足し、再び巻き直す。その作業にやたらと時間がかかってしまった。ふぅ。

織り機を片付け、PCを起動したら、ポータルサイトのニュースのヘッドラインの中で真っ先に目に飛び込んできたのは又五郎先生の訃報だった。が〜ん。歌舞伎界の最長老で、享年94。今年1月には歌舞伎座での手打式にも出席されていらしたというのに。元気なお姿を舞台で最後に拝見したのは勘三郎襲名の桃太郎の時だったか。にこやかな笑顔。凛としたお声。「松浦の太鼓」 の其角宗匠とか、「佐倉義民伝」 の船頭とか、今もしっかり目に焼きついている。寂しいなぁ…。心をこめて、合掌。

明日はイッセーさんのバースデーライブだというのにまだ頭のてっぺんのピシッピシッが治らないので、昨日に続いて早寝を決め込むことにして、まずはお風呂。じっくり温まるつもりで、読みかけの文庫を持参で入ったら、面白くて途中でやめられなくなり、最後まで読んでしまった。高橋克彦 「だましゑ歌麿」。厚さ2.4cm、650ページの大作。でも中は一話完結形式だから読みやすいし、面白かった〜。でも読んでいる間もピシッピシッと断続的な痛みが…。

このわけの分からない症状が明日にはどうか消えていますように、と祈りながら、8時すぎにベッドへ。… 早っ!