まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ハニーサークル その2

maru992008-11-14

9時前に起床。9時を回った途端に悲しげな着メロが鳴る。「急ぎでお願いできないか」 というメールが企業のクライアントから金曜日に来た場合、通常は今日中を意味する。法律事務所からだと深夜も週末もおかまいなしの場合がほとんどなんだけど。添付ファイルを開いてみると、幸い3ページと2ページの短いものだったので、この分量なら今日中にできると返信したものの、それきりナシのつぶて。これが一番困るんだよねぇ。何を始めるにしてもゴーサインが出た途端に中断せざるを得ないから、身動きがとれない。


結局そのままダラダラしているうちに正午を過ぎてしまい、ようやく連絡が来たのは1時すぎ。ロンドンの承認を得る必要があるので時差の関係で5時すぎになるとのこと。当然、今日中の約束は無効。急ぎと言っていたのにこれだもんなぁ。一般企業と法律事務所とでは時間の感覚がまるで違う。昼過ぎに20〜30ページを送ってきて明日まで、なんてことが珍しくない世界で長年仕事をしてきたから、時々、一般企業の 「急ぎ」 の悠長さに拍子抜けしてしまう。


とりあえず夕方までは自由の身になったので、もう何か月もサボっていた歯科に電話を入れる。大きな穴があいてしまっている左下の歯の奥に隠れている親知らずを摘出し、問題の歯を抜いたあとに移植できるかどうか、大学病院で診てもらって無理だと却下された後、なんやかんやでそれっきりになっていた。もう神経のない歯だから痛むこともないので、ついほったらかしにしてしまったのよねぇ。そのうちに問題の歯のちょうど真上の歯もかぶせたものが取れてしまい、ああ行かなくちゃ、と思いながら、バタバタと慌しくて …。いいかげん行かないとこのまま年を越すことになってしまいそうだから、ようやく重い腰を上げた次第。


念入りに歯磨きをして、予約は3時半。「久しぶり〜!」 と先生。「痛くないと来てくれないんだから!」 と叱られる。上の歯はかぶせ直してもらったものの、問題の歯は、わずかに残った部分を抜いてしまうと、あとはもう入れ歯にするしかないとのこと。しかも抜いてから炎症が治まるまで1か月以上はかかる見込みで、それはもう最終手段だから、いずれやるしかないにしても、今のところ痛みがないなら、そのまま様子をみたらどうかと。穴に詰め物をしてしまうと歯茎が腫れるおそれがあるので、今の状態のままの方が望ましいとのこと。確かに穴があいたままだと不便なんだけど、もうずいぶん長いことこの状態だから、慣れてきているのも事実。最終手段に頼るのはもう少し咲きでもいいかなぁ … と、先生のアドバイスどおり、現状維持でいくことに。


スタバでひと息ついていると、ロンドンからゴーサインが出たという知らせ。はい、了解。でも締切が延びたから、すぐにスタートする気がしない〜。


今日からクリスマス・イルミネーションがスタートしたアリオをあとにして、帰宅後、またしばし手織にはまる。ハニーサークルはいろんなパターンがあって、先生からもらった織り図とは別に、助手さんが応用編のパターン集をくれた。織り図どおりに10センチほど織った後、色も変えて別の織り方に挑戦してみる。おもしろいなぁ。縦糸の設定は同じなのに、レバー操作で模様がどんどん変わる。はまるわ〜!