まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

道端で

maru992008-09-10

朝5時半すぎまで仕事をして、お風呂をわかしている間に仕事の関係でちょっと気になったことがあるので調べ始めたらはまってしまい、ちょっと遅れてお風呂に入って、のんびりとリラックス。お風呂上りの汗がすっかり引いた頃には8時を回っていて、さて寝るか、と思ったところでハタと気づいた。10日じゃん。10時から10月歌舞伎座の優先予約。寝るわけにいかなくなってしまった。予約を済ませてからゆっくり寝よう。


1時間ほど手織の続きをしながら時間をつぶし、10時近くにスタンバイ。予約の画面にスムーズに入れるようログインを済ませ、ページのキャッシュが切れないようにこまめにリロードしながら、その合間にのぞいたミクシィで、加藤健一事務所の公演 「詩人の恋」 のトピが目についた。確かチケットを取ったはず。いつだっけ? 手帳を見る。書いてない! あれれれれ。急いでチケットを探して確認したら、今日の午後1時から! うそ〜っ!


そのパニックのさなかに10時になって、ひとまず歌舞伎の予約を済ませ、あらためて 「詩人の恋」 のチケットを再確認。午後1時からで間違いない。しかも千秋楽。実はこの作品、初演時にもチケットを取ったのに手帳に書き忘れ、見逃してしまった。そして今回の再演も、チケットの発売日をすっかり忘れ、だいぶ遅れてからやっと取ったのに、またしても手帳に書き忘れたという…。他の作品ではこんなことないのに、この作品だけよっぽど縁がないのかなぁ。一睡もしていない状態で芝居が観られるか? でも現にチケットはここにあるのだし、間に合う時間に気がついたのだから、とりあえず行くっきゃないっしょ。


ああもう、どうして夕べ無理して仕事なんか始めちゃったかなぁ。今日でも十分に間に合ったのに。手織を優先した罪悪感が強かったんだよねぇ。失敗したぁ。完全なスケジュールミス。悔やんでも悔やみきれない〜! とウダウダ後悔しながら身支度をして、11時すぎに家を出る。下北沢の本多劇場へ向かう途中の電車の中ですでに睡魔に襲われる。ううう。


加藤さんと畠中洋さんの2人芝居で、シューマンの歌曲 「詩人の恋」 をモチーフにしているので、随所に2人の力強い歌とピアノが流れ、睡魔を追い払ってくれる。加えて前半は劇場内の冷房が強すぎて、素足だったからもう寒くて寒くて、なりふり構わずハンカチ代わりに持っていた手拭いを足に巻いていたぐらい。眠くなるどころじゃなかった。でも休憩の間に苦情が殺到したらしく、後半はずっと適温だったので、睡魔との闘い。音楽がある部分は目が覚めるんだけど、肝心のドラマの核心部分は睡魔に負けてしまったみたい。く〜っ! 加藤さぁぁぁぁ〜ん!


帰りの車内ではもう完全に爆睡。不思議に降りる駅のすぐ手前で目が覚めた。こういう時、小人さんが起こしてくれたのかしらん、と思ってしまう。あれこれと買い物を済ませての帰り道、かろうじて歩いてはいても頭の中は寝ているみたい。それにコンタクトレンズがもう限界を超えている。ヘロヘロのよれよれ。


もう半分まぶたが閉じてしまいそうになりながら、冷蔵庫に入れるべきものは入れ、着替えて顔を洗ってレンズをはずし、まさにベッドへバタンQ。午後6時すぎぐらいだったか。こんな時間から寝たらどうなっちゃうんだ? いやもう、どうなってもいいから、とにかく寝かせて〜!