まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

満開

maru992008-03-27

起きなくちゃ! という強迫観念 (?) が作用したのか、7時のアラームが鳴る前にパッチリ目が覚めた。慈恵大の地図と紹介状と予約票と保険証、それからコンタクトレンズのケースとメガネ。よし、これで忘れ物はないはず。


9時の予約の10分前に眼科の受付に来るようにという指示で、方向音痴の自覚があるから多少迷っても遅刻しないように駅前から8時15分のバスに乗る。ネットで調べた所要時間は10数分。実際はそれより早かった。環七沿いをまっすぐだから、私でも迷わずに自転車で行けそう。バス停からは人の流れについて行き、無事に病院に到着。正面でなく別館の入口からでちょっとウロウロしたけど、私にしてはスムーズ。まだ8時半を回ったばかり。早すぎか? 案内板に従い眼科への角を曲がってビックリ。なにこの混雑! かなり広い待合室が人でいっぱい。これはかなりの長期戦になりそうだなぁ、と思いながら受付で書類一式を渡すと、10分もしないうちに呼ばれた。予約のおかげ?


まず検査室で視力と眼圧の検査があり、そのあと診察。ひととおりの経緯を説明し、瞳孔を広げる目薬を入れ、しばらく待って眼底検査と眼底の写真撮影。その場でプリントされた写真を見ながら先生が詳しく説明してくれた。2つめの眼科で言われたとおり視神経の一部が少ないだけでなく、視神経の結束部分 (たくさんの視神経が集まっている部分。そこから脳につながっていく) が普通よりかなり小さいそうで、その結果、視神経の一部が圧迫されて機能を失っている可能性があり、そのような視神経の状態が先天的なものか後天的なものかの判断はかなり難しいとのことだった。これまで2つの眼科で受けた視野検査ではその判断ができず、さらに広範囲の視野を確認する必要があり、今日は瞳孔を広げた後だからその検査はできないので、あらためて予約を取るように、と。… 大体の状況は紹介状で分かるわけだから、最初にその視野検査をやってくれれば一度で済んだんじゃ?


診察室を出て予約の手続。「う〜ん、困ったなぁ」 と看護士さん。視野検査の後に診察、と検査と診察の両方を同じ日に予約しようとすると、もう5月の連休明けまでいっぱいで予約できないというのだ。なんだそれ! 仕方なく4月の初めに担当の先生不在のまま視野検査だけ受け、その時点であらためて診察の予約をすることになった。緑内障の疑いがあると言われたのは年末なのに、丸3か月経ってもまだハッキリしないなんて、やんなっちゃうなぁ。


会計が終わった時点ですでに11時半近く。再びバスで駅まで戻り、昼食も外で済ませ、帰りは桜並木の道を選んでお散歩。あっという間に咲いたねぇ。公園でひと休みしながら、つかのまのお花見。


2時から心して東京FMを聴く。在宅で仕事をするようになってから家にいる限り必ず聴いていた坂上さんの番組が悲しいことに今日で最終回。2年前にも番組の改編があったけど、時間帯と番組名が変わっただけだったから、今回もそうだとばかり思っていたのに、坂上さん、しばらくラジオから離れるという。そんなぁ〜。もう大ショック。いろんな人から坂上さんへのメッセージが届き、達郎さんからの 「ラヴィアンローズ坂上さんバージョン」 のプレゼントに坂上さんがウルウルしたものだから、私まで涙ぐんでしまった。本当に終わっちゃうんだなぁ。坂上さんのトークはいつも元気をくれて大好きだったのにぃ。


5時に番組が終わってしまい、さて、ケーキを焼かねば、と思ったらバターがない。が〜ん。検査後の目の乱反射も落ち着いてきたので、自転車を飛ばして買出しに。バターの品薄はパン教室でも話題になっていて、実際、近くの小さなスーパーでは無塩バターが品切れの日も多い。ヨーカ堂にはあることはあったけど、やはり品薄なのか数が少なくて、今後が不安になったのでとりあえず6個まとめ買い。帰宅してから今シーズン3回目の桜のケーキを焼く。今度は紙のスクエア型に2つ。


そのあと手織の続き。縦糸と同じ藍染の糸で、模様を強調するように工夫しながら織り直してみたものの、やっぱり模様がハッキリしなくて気に入らない。これならクリーム色の横糸で横の模様だけは浮き上がる方がまだいいんじゃないかしらん。う〜む。迷った末に結局またすべてほどいて、クリーム色でやり直し。何度も織り直しているうちに織り方はしっかりマスターしたので、方針が決まれば作業はスムーズ。スイスイ進むものだから途中でやめられなくなってしまい、一気に最後まで織り上げてしまった。とりあえずひととおり織り終わったというのに、やっぱり気に入らないのよねぇ。縦糸の藍染と横糸のクリーム色とがキレイなコントラストにならなくて、なんかこう、絵具が中途半端に混じってにごってしまったかのような。結果的に共糸の方がよさそうだという助手さんのアドバイスを無視する形になってしまったので、いかに模様が目立たないかを見てもらうため、縦糸のギリギリまで共糸でサンプルを織る。すでに朝。今日はここまで!