弥生３月。のそのそと起きてリビングに入ると、自然に窓辺に目が吸い寄せられ、そこには昨日飾ったおひなさま。知らず知らずのうちに笑顔になっている。そしてついつい歌ってしまう。明かりをつけましょボンボリに〜♪ でもちゃんと歌えるのは３番まで。本当は４番まであるのよね。
さて、今日は 「どう森」 のフリマの日。本来は安値こそが特色のフリマなのに、「どう森」 の世界では、友好度が高い住人ほど高値で買ってくれる。店での売値のほぼ３倍。しかも同じ商品がいくつ並んでいても、文句も言わずに商品がなくなるまで買い尽くしてくれるし、しばらく経つと役場の不要品ボックスにフリマで売ったばかりの商品が捨てられていて、それを拾ってきてまた並べても、別の住人がちゃんと買ってくれる。ほとんど悪徳商売みたいなもので、売る側にとってはまさに天国。今回は８人の住人のうち５人は最高値で買ってくれることが分かっていて、残る３人のうち１人はまだ引っ越してきたばかりだから、他の２人にそこそこの値段で売れれば上出来。最高値の住人４人とほどほどの値段の２人の６人と順調に取引が終わって、最高値の残り１人を待っているのに現れる気配がないので訪ねてみると、引越の準備を始めていた。昼過ぎまで普通に散歩してたのにぃ。なんかしらアクシデントが起きるようにプログラムされているのかしらねぇ。引き止めれば午前０時すぎに来てくれるはずなので、フリマは一時中止。
昨日、確定申告の準備をしながら、前回・前々回のデータを参照しようとしたら、申告書類はあるのに決算書類が見当たらず、あちこち探しても出てこない。というかもともと提出分の他に控えをしっかり印刷したかどうかも定かではなかった。それで過去のデータをもとに印刷しようとしたのだけれど、最新版にバージョンアップしたソフトでは過去のデータを開くことができず、会計ソフトのメーカーに問い合わせのメールを出しておいた。その回答が来ていて、過去のデータはやはりソフトの過去のバージョンで開くしかないとのこと。う〜む。仕方がないのでＣＤ−ＲＯＭからノートＰＣに過去のバージョンをインストールし直し、再びバックアップファイルから過去のデータを読み込んだところ、なぜか平成１７年度のデータはあるのに１８年度のデータは申告書類の内容と食い違っている。どういうこっちゃ？ ああでもないこうでもないと試行錯誤の末、バックアップファイルはデスクトップの使用を中止した際にその時点の最新データをＣＤ−ＲＯＭにコピーしたつもりのものなんだけど、ひょっとしてそれが最新じゃなかったんじゃ？ と思い当たり、寝室のデッドスペースに放置していたデスクトップを窓辺に引っ張り出して久々に起動。会計ソフトを立ち上げてみると、そこには確かに申告書類と一致するデータが。バックアップファイルの内容が古いんじゃ意味ないじゃん！ 再びバックアップし直してノートＰＣにデータを移送し、無事に過去の決算書類も印刷できた。毎年毎年どうにか確定申告を終えることだけで精一杯で、そのあとのフォローが十分じゃなかったのよねぇ。猛反省。それに本来は年度の繰越作業をしながら前年のデータを翌年に引き継いで継続的に会計処理をしなくちゃいけないのに、１年ごとにソフトをバージョンアップするたびに会計データを新規に作成してきた。というのも１年目は白色で、２年目から青色に変わって、３年目はＰＣの買換時期と重なっていたから。今後は本来のやり方どおりに繰越処理を徹底しないと。
こんなふうに前の年の手続に誤りがあった場合に役に立つのが去年の日記と手帳の記録。会計処理の流れや申告の日時とＰＣのバックアップを取った日など細かくメモしてあったおかげで、バックアップ後に会計データを修正していたことが分かった。こまごまと書いておくもんだねぇ。
０時を回ったところでフリマの続き。でも来るはずの住人がやっぱり来なくて、あらためて訪ねてみると、今度は風邪を引いて家の中にこもってる！ 嫌がらせかぁ？ でも大丈夫。門番さんに頼んで関所の門を開けてもらえば風邪がたちまち治ってしまう。なぜそういう仕様になっているかは分からないけど、無理やり治して買いにきてもらい、引っ越してきたばかりの住人よりは、前からいる住人とサブのキャラの方が友好度が高そうなので、別キャラで１人分だけさっくり取引を済ませて８人とのフリマが終了。リサイクル分９個を含む計１０４個の化石とハニワと魚で総売上１４０万ベル近く。上出来〜。
あとはひたすら手織に励んだ土曜日でありました。
