まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

かろうじて雪景色

maru992008-01-23

天気予報が当たって、雪。窓から見える屋根の上にうっすらと積もり、横なぐりに降り続けている。う〜む。これから歌舞伎座へ向かうというのに。運痴の私は転びやすいので、年に何度も履かないスニーカーで重装備。ホームで電車を待っている間にも雪が斜めに降り込んでくる。さささ寒〜いっ!


しっかり厚着をして行ったので、コートや帽子、マフラーに手袋とかさばる防寒具はコインロッカーに預け、身軽になっていざ観劇。同じコインロッカーでも国立劇場は10円、歌舞伎座や演舞場は100円なんだよね。


昼の部だけで演目5つ。おめでたい踊りに始まり、どういうわけか誰がやっても面白いと思ったことがない芝居にやっぱり気持ちがついていかず、続く3つめはあっという間に終わってしまい、問題の4つめ。好きな芝居なんだけど、苦手な配役。確かに最初から苦手だという先入観を持って見るのは私の方がいけないと思う。でもでも、どうしてこの芝居がこんなに陰湿になってしまうのだろう。江戸の世話物の世界に無理やりシェークスピアの悲劇を持ち込んだような違和感。それも全体が同じトーンならまだしも、ひとりだけがそうなんだもん。つらかった。そのつらさをスッキリと吹き飛ばしてくれたのが5つめの團十郎の踊り。ドキドキしちゃった〜♪


歌舞伎座を出る頃には、雪はすっかり雨に変わっていた。雪にけむる歌舞伎座の写真を撮っておけばよかったなぁ。ほとんど雪のない帰り道、かろうじて植木鉢に残る雪を撮ってみた^^


帰宅後は再び手織にいそしむ。仕事があるのは分かってるんだけどぉ、仕事でテンションが上がると寝付けなくなってぇ、明日の芝居に響くからぁ、まだしばらくお預け〜。


ワープツイスト織りのバリエーション。